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話し言葉と書き言葉の変化速度の違い
国語だけではなく言語全般に関する質問なのですが、話し言葉と書き言葉の変化速度が違うという説をよく聞きます。(話し言葉のほうが早く、書き言葉は遅い) 感覚的になんとなくそんな気はするんですが、これがなぜなのか具体的に書かれているサイトや本が見つからず…詳しい方がいたら教えて下さい!お願いしますm(_ _)m
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(1)話し言葉 これには三つのことが考えられます、あまり早く喋っては分からないから速度の上限がある。又ゆっくり話し過ぎても分からなくなるので下限があると言うことです。 第ニに時間的に一方通行ということ、漢書には「綸言汗の如し」とありますが、平民でも一度言ったことを消すことは出来ません。 第三に、カーペット性というか、聞かされるとべったりで、飛ばすことは出来ません。 (2)書き言葉 第一に、読む時は、速度に上限も下限もありません。誰でも好きな早さで読めます。 第二は、反復が可能な点です、「どうもよく分からないな」と思ったら、読み返しが出来ます。 第三は、自由に読者が読みたい場所を選べることで、読み飛ばしが可能です。 このような差は、話し言葉を録音再生することが可能になったので、縮まったともいえそうです。 さて変化速度との関係ですが、スピードが調整できないという点では、話し言葉の方が遅いのではないでしょうか、教室で居眠りをしている学生を見ると、時間が止まっているような気もしますが如何でしょう。 まあ話し言葉を聞いている(あるいは聞かされている)受け取り側の興味の度合いなどを、どう測定するかで、結果は変わって来る訳ですから、サイトや本が少ないには理由があるのかもしれません。
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- Chocorly
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サイトや本は私も存じ上げないのですが。 書き言葉と話し言葉では学習者の環境がそもそも違います。 書き言葉は形が残るため、数年前や数十年前に書かれたものを使って学びます。 話し言葉は今現在使われているものを使って学びます。
補足
なるほど… 個人的には 話し言葉:コミュニケーションツールで意思の疎通が取れることが重要で文法や語法について習わない。 書き言葉:学校に通い、基本となる書き方や文章について習い、正しい語法や文法で書くように習う。 この為、基本の型(武術みたいな表現ですが…)となるようなものが話し言葉にはなく、今まで使っていた表現や単語よりイメージが伝わりやすければ(例え間違った語法でも)そちらが使われるようになる。一方書き言葉は基本の型があり、あくまでそれに忠実に書くので変化しにくい。 と考えているのですが、学説的な理由が知りたいですね…
補足
すみません、質問の仕方があまりよくなかったですね… 若者言葉やギャル語等言語の乱れをテーマにした本やサイト等を見ていると書き言葉に比べて話し言葉の方が変化する速度が早いと書かれていました。 感覚的にはわかるのですが、学説的な理由が知りたいと興味を持ち質問させていただきました。 言葉不足ですみません。