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増粘剤ついて教えてください。
水溶液の増粘剤ついて教えてください。植物の水耕栽培に用いたいと思っておりますので、特に植物に悪影響の少ない増粘剤についてご教授願えませんか?また、増粘剤について学べる教科書やHPがありましたらお教え下さい。
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工業的な増粘材(食品用)と言えば,多糖類,セルロース,海草に含まれるアルギン酸(カンテン),ゼリーなどがあります。しかし,これらのものは,すべて腐りやすく,防腐剤との併用が条件になります。 市販の水耕栽培に用いるゲル化剤や保湿材として,ポリビニルアルコール(合成のり)を用いたものや,セルロース系のものがありますが,防腐処理に何を使っているのか不明です。 手っ取り早いのは,冷蔵庫の保冷材に使われる,吸水ポリマーでしょうか。 もちろん,オムツなどにも使用されています。 ”吸水ポリマー”あるいは”ゲル化材”で検索してみてください。
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- tetujin3
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質問がオープンになったままなのは,私が返答をしないからなんでしょうね・・・otz。 >現在、寒天を用いて増粘させた水耕液を用いている 寒天を用いた場合,腐敗は問題になっていないのでしょうか? また,この場合の問題点は,むしろ,添加する微量金属イオン(Fe2+など)が寒天をゲル化させるため,微量金属イオンを活用することができない点でしょうか? #1で回答した食品用増粘剤は,多糖類,セルロース系とゼラチンを除き,金属イオンによりゲル化します。したがって,増粘効果は劣るものの,#3の方が回答されたようにベントナイトなど,無機系(無機ー有機系)の増粘剤が適当かもしれません。 増粘させる目的が,今ひとつ,理解できないのですが,噴霧した場合に,液滴として沢山残るからで良いのでしょうか?水耕溶液中にどぶづけして,空気(酸素)を送り込むなどの方法は取れないのでしょうか? 水耕栽培(農業)に関しては素人なもので,的外れかもしれませんが・・・
お礼
tetujin3さん、お忙しい中、再回答して頂き、非常に助かります。ありがとうございます。 >寒天を用いた場合,腐敗は問題になっていないのでしょうか? 一般的な腐敗の定義が分からないので正確な答えでないかもしれませんが、3日ほどで色が少し黄色っぽくなります。粘性はよりどろどろとしてくる印象があります。言われてみると腐敗しているのかもしれません。 >問題点は,添加する微量金属イオン(Fe2+など)が寒天をゲル化させるため,微量金属イオンを活用することができない点でしょうか? この点に着いてこれまで知らなかったため、問題点と考えておりませんでした。今後、これについても考えていきたいと思います。ありがとうございます。 増粘させる目的は、非常に酸素拡散の遅い低酸素溶液をつくるためです。0.1%の寒天溶液に窒素ガスを一晩バブリングすることで酸素を脱気した溶液をできるだけ密閉したポットに入れると、溶存酸素量0.7mg/L以下の低酸素状態をつくれるのです。その低酸素溶液に根を浸けて植物栽培実験をしているのです。今回、質問させて頂いたのはこの低酸素溶液をつくる際に寒天以外の増粘剤を使えないか?と考えてのことでした。このことははじめにお伝えすべきでしたね。 混乱を招いてしまい大変申し訳ありませんでした。以後、より具体的な質問を心がけたいと思います。 いろいろとご指導ありがとうございました。
- kanta610
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鉱物や金属酸化物(あるいは複合酸化物)の無機系増粘剤という選択もあります。検索すれば出てくるはずですよ。結構いろんな種類があります。 ただ、水溶液ではpHによって増粘効果に影響があるはずなので、水耕栽培の場合、適したpHのものを選ぶ事に注意したらよいと思います。
#1のお答えの、 >>吸水ポリマー 最近はもっぱら環境負荷を下げるため、 >>多糖類,セルロース, になっちゃってます。
補足
ご回答ありがとうございます。 実際に使用を検討している水耕液は少なくとも3日に一回は交換する予定です。このことを踏まえても増粘剤の防腐処理が必要なのでしょうか? 現在、寒天を用いて増粘させた水耕液を用いている都合、湿もさせて頂きました。