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植物工場に関しまして

最近、気候変動もあり会社にて植物工場の調査をするように言われました。 色々とインターネットで検索していると、水耕式栽培に関しての情報があるのですが、そもそも農業は、土にて栽培するものであり、また根ものなどは水耕栽培ではできないようなのですが、なぜ土壌式の植物工場に関して、携わっている会社が少ないのでしょうか。 一部大手商社さんなどはやられているようですが。

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こんにちは。 水耕栽培の水は、水と言うより養分を含んだ溶液です。これを業界では養液と名付けているようです。水耕栽培を行っているのが大手商社に偏っているのは、水耕栽培を行うためには最初に多額の投資(初期費用)が必要だからです。初期費用をケチってしまうと、十分な設備が用意できない他に、栽培に欠かすことのできない養液を作ることができなくなるので、作物を育てることは不可能になります。 初期費用をケチらないで、まともな設備を設ければ、土壌が起因する病気を防ぐことができるし、本来なら連作できないような作物でも連作が可能になります。それと、耕地、除草、肥料やりなどの手間が省けるので人件費の削減ができるようになります。つまり、コストダウンが容易に行なえるということです。 水耕栽培の歴史はまだ浅い段階でしかありませんが、今後、養液管理の方法が簡略化したり、現在より大規模な設備が安く設けられるような時代が来たら、さらに水耕栽培は盛んになり、大手商社に偏っていた水耕栽培は、中小企業でも行われるようになると思います。

  • tzd78886
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回答No.1

土は重く、衛生管理が大変で、無駄が多いので工場で使うことに向いていません。土を使うくらいなら温室やハウス栽培のほうがはるかに安上がりで、わざわざコストをかけて工場で栽培する意味がないからです。