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自殺って?
何で人間は自殺することができるんですかね? 他の生物で自殺したってのはあまり聞いたことがないですよね? 生物の第一の目標が生きることだと思うのですが。 借金とか罪の意識とかいじめられたという理由は理解できるのですが、なぜそこから自殺という選択肢を選ぶことができるんでしょうか? 皆さんの意見が聞きたいです。よろしくお願いします。
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■死ぬという運命を知っているからこそ、"生きたい"。 ある年齢になり、「人間、最後は死ぬんだ」という運命を知った瞬間、その人は生きるということを考え始めます。つまり、人生とは有限的なものなんだということの自覚です。 それから自然と、合理的な思考が生まれる。有限ですから、無駄を省きたいと思うようになり、人類は現代のように合理的な社会、即ち科学文明を誕生させたと僕は推察します。 また、生命体の有限性から、命は大切にしなければという自覚も生まれます。赤ちゃんはその自覚がないから、虫を簡単に殺す。その自覚から虫の命も大切にしようとする自覚が生まれると思います。 限りがあるから。 花が美しいのは寿命が短いから。 その切なさを知っているから。 飼育していたカブトムシの死が悲しいことを知っているから。 ■忌み嫌う自殺 自殺を嫌に感じるのは、自分自身が生きている現実に在るからです。自殺されるということは、その自分自身を否定されていることになる。無意識のうちにそうキャッチするんだと思います。生きているという当たり前の、ありのままの姿を否定される。自殺という現実を眼の前にした生きる人は、死について、即ち生きることに対して考えなければいけない状況に追い込まれてしまう…。 そんな僕は、人生に絶望しています。だからこそ、生きる希望になろうと思う。 「もうダメだ」と思わざる得ない状況、つまり生きることが辛くなってしまった状態。そのような状態に陥る理由は、バランスを崩すからだと僕は思う。経済的なバランスを崩し、借金を理由に自殺する。豊かになった環境で育った日本人は、精神的なバランスを崩し、生きがいを見失い自殺する。人間関係のストレスから、自分の存在を肯定する手段を失った現代人は、孤独の中、独善的になり、自殺という手段で自分の存在を知ってもらおうとする…。 何にしたって、"生きている"実感がない。自殺に促す精神は、そのバランスをとろうとする作用だと僕は思います。人間は矛盾した存在と考える僕は、"生きる"ということ自体、死に向かっての旅だと思います。つまり生すなわち死とも言えるんです。誰にだって、死にそうな目にあったとき、全てを忘れ、心臓がドキドキになって、目が覚めたような状態になった経験はあると思います。そのとき、その人は死に対峙していたんです。人間がわざわざ危険を冒してまでエベレストに登頂したり、南極やアマゾンに冒険したり、ヨットで世界一周をしたり、危険なイラクに行こうとするのは、そういうことだと思うんです。つまり、死に向かっていく。それこそ"生きる"ということ。ダラダラ生きても80年ぐらいで誰にだって死ぬことができるんです。死ぬということは必然です。死は人間の、生命体の運命です。平和になって安定すれば、刺激を求めるのが人間なんです。平和だけじゃ満足できない存在。人間は根本的に矛盾していると僕は考えます。 身体を観たって、細胞は常に分裂を繰り返しています。毎日食べます。エネルギーを循環し、細胞は再生と死を繰り返すことで、人間は生命を維持しているんです。寝て起きて、それを繰り返さないと生きていけない。人間、何もしていなくても、宇宙から観れば、地球はもの凄いスピードで回転移動しているんです。動いていない"つもり"でも、もの凄いスピードで動いているんです。 生きている"つもり"でも、本当に生きているといえるのか…。僕にしたら、ダラダラ生きている人は、全然"生きている"といえないと思います。そんな生き方をしていたら、逆に自殺したい状況に陥ると思います。そう考えたら、自殺というのは生きるためにするとも言える。人間という矛盾した存在のバランス。なにも死は悪いことじゃない。僕にとって生=死です。もちろん自殺は絶対に推奨しないけど。 あまりにも傾いてバランスを崩せば、それをリセットしたいと思うようになるはず。サッパリしたい。いっそ死んじゃおうか…。 僕は生への執着心を持っていないと思っている自分が好きです。 >本能的なものとしたら、こんなだめな自分は死んでしまったほうが、種のためになるということかなあ t1t2さんがこうおっしゃる通り、人間は賢いから、(勝手に)生物の本能に従おうと思って自殺しちゃうことを肯定することもできる。種のためと言うのなら、将来、遺伝子操作で優秀な遺伝子を選んで生まれてくる赤ちゃんをデザインできる(デザインベイビー)時代が来る可能性が高いです。(もちろん倫理的な問題があるのですが)そうなると、優秀な人間と、そうじゃない人間に分かれて戦争することになるという学者もいます。種の、遺伝子の優秀さを優先するのであれば、ヒトラーがユダヤ人を大量虐殺したように、遺伝子操作されていない我々は将来殺されることになると思います。 極論、地球のことを考えたら人類なんていなくなったほうが地球のためだとも言えるんです。人類みんなで集団自殺だ!核を爆発させろ!という、破滅的な考えもできちゃう人間の脳の凄さ。恐ろしさ。(でもそうすると放射能で地球を汚染しちゃうから他の手段を見つけなきゃ・・・(怖)) >よくわかりませんね。 とおっしゃる通り、まさにそれこそ率直な答えだと思います。それでいいと思うんです。みんな、よくわからないんです。問題は、わかりきったことなんてないのに、わかったつもりになることだと僕は思うんです。将来何があるかわからないからこそ、人間は生きていけると僕は思います。
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- mangyonbongo
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よく、自然(ここでは「生物」)と人間とが対比された話題が取り上げられますが、 古代では人間は自然の法則に従って生きることがよしとされており、自然の動きが絶対とされていました。 近代になるに従って、いつのまにか人間は自然よりも自分達人間の方が地位的には上であると決めつけるようになり、人間と人間以外の生物との間に一種の壁を作りました。人間は自分達のことを、他の生物とは違い高級な存在であると考えるようになったのです。このような考え方は、まあ、生物一般に共通の願望でしょう。 この考え方が今でも受け継がれていて、人間は他の生物のことを理解しようともせずに勝手に 「人間以外の生物は本能的に生きており、「理性的」な行動を知らない。」 としています。人間の世界に社会があるように、他の生物の世界にもそれぞれの社会があり、それに沿った理性に基づいて生きています。人間以外の生物はいわゆる本能が全てではありません。従って、人間以外の生物が自殺をしようと、これは全然不自然なことではありません。 僕は、人間と人間以外の生物との間にある壁を取り去って一緒の枠の中で考えるのが最も自然であると考えます。
お礼
そうですね。皆さんの回答からも人間以外の生物も自殺する例があるようですし、人間と人間以外の生物も一緒に考えたほうがよさそうですね。 回答ありがとうございました。
- NILLY
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実際に自殺を考える人は自殺をしないことが多いです。勢いで自殺を試みて死んでしまう人もいますが。基本的にはNO.9さんの回答が近いと思われます。自分としての存在意義をそこで高めようとするのが心理です。活きようとする意識が人にはあります。生物のように生きているだけではなく、何かの役に立ちたい。それがうまく行かないと思ったときに自殺を考えるのではないでしょうか?
お礼
自分の存在意義を高めようとして自殺してしまうのですか。 どうも理解できないですが、いつか、理解するときが来るまで頭の片隅にしまっておきます。 回答ありがとうございました。
- 04taka
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こんばんは。自殺・・・ですか。今まで考えた事は無いのですが、これまで起こっている事件を鑑みて思うのは、 ”人間は、欠けた存在だから”かな? と思います。 人間以外の生物の自殺(と言えるのかどうか)というのは、恐らく本能的なプログラムによるものではないか?と思います。(この状態になったら発動するみたいな。) 自分で勝手に生命を閉じてしまう行為をする人間こそ、地球上で一番欠けた存在なんだと思います。 知能が上がってしまった故に。 科学技術が向上してしまった為に。 人以外の存在の生命に対する畏敬の念が薄れた為に。 考えれば考えるほど、分からなくなりますね。でも、分かりたいとも思ってないかもしれません。 死という現実を見据えているから、生きたいのだと思います。 死に向かって自殺を選ぶから、誰も喜ばない結果になるのだと思います。 私は生への執着心を持っている自分が好きです。それでいいと思っています。死ぬまでずっと生きていたいです。私のままで。 同じように感じてもらえる人を増やしたいと思います。(特に違う方向に心が向かってしまっている人に対して。)
お礼
本能的なものとしたら、こんなだめな自分は死んでしまったほうが、種のためになるということかなあ。 よくわかりませんね。 回答ありがとうございました。
- noki2005
- ベストアンサー率24% (19/77)
私は、こういった自殺の相談の電話を受けているものですが…。 自殺をしたい、と思う人の大部分は何らかの精神的な病を持っています。 うつを初めとして、脳の障害、統合失調症、精神分裂、人格障害など…。 ところが、こんな情報はご存知でしょうか。世界一自殺率の高い国は日本であり、発展途上国には自殺が存在しないこと。 自殺の原因は経済的な問題と人間関係の問題、健康上の問題が大半を占めます。 何故人間は自殺することができるのか、という問いにお答えすることはできませんが、自殺の原因は、日本が豊か過ぎることだと思いますよ。
お礼
豊か過ぎるというのも考えものですね。 回答ありがとうございました。
- souziki
- ベストアンサー率24% (116/482)
自殺、というか、覚悟を決めれば、生物だって死にますが。 生きることが辛くなってしまうと、死ぬことが救いになってしまうからじゃないかな。 目標そのものが恐怖でしかない。 そもそも言ってしまうと、生物の第一の目標が果たして生きることがどうかもよくわかりませんけれど。 生き地獄よりは消えてしまったほうがマシ。 だと思います。 無性に死にたい、っていう選択肢もあると思うけど。
お礼
そうですね。生物の第一の目標が生きるって勝手に理由付けしているのかもしれませんね。 回答ありがとうございました。
- hanpty
- ベストアンサー率13% (12/88)
自殺と言うのは生きるためにするそうです。 そのまま体が生きていてはかえって存在としての死に近づいて来る事を感じた時に、存在として生き続ける為に体を殺すのだとか
お礼
すみませんよくわかりませんでした。 回答ありがとうございました。
- pigtail
- ベストアンサー率24% (103/416)
自殺しようと思って自殺する人は、少ないと言います。 集団自殺なんかは、別でしょうが、 実際、自殺をする人間は、意識的に既におかしい状態になっていて、無意識のうちに自分の意思とは裏腹に、死に至る行為をしてしまって、その結果、実際に死んでしまったという人も少なくありません。 どこから、それが、分かるかと言えば、直前で周りが気付いたから、今生きていると言う人と話をした事があるのと、自分自身、そう言う状況に陥って、ふと気が付けば、危険な場所を歩いて居たり、ナイフを持って、じっと手首とナイフの先を見つめていたりと言った時期を経験したからです。 悲しいから自殺しようとか、辛いから自殺しようって言う間は、まだまだ、やり直しが聞く状態です。遺書にしても、すでに自分自信で何をしているのか、分からない精神状態のままで書いている人も居てます。ただ、大半は、本当に自分がわからない状態に、精神的にトリップして、アクシデントが起き、結果死ぬ。これが、他の人から見れば、自殺と成るんです。 他の生物でも自殺はあります。 トルコでは、羊が集団で自殺した事例がありますし、 レミング(たびねずみ)の集団自殺においては、白い荒野と言うディズニーの作品になっていますし、 崖から、蝦夷鹿が飛び降り自殺をした話もあります。 我が家の歴代の鳥は、卵や雛を取り上げた為に自殺したものも居てますし、事件として報道されていないだけで、普通にあります。
お礼
○死ぬのではなく死に至る行為をしてしまった。 ○精神はなぜおかしくなってしまうのか。 そこら辺をもう少し考えてみようと思います。 回答ありがとうございました。
- ituka67
- ベストアンサー率32% (11/34)
「絶望」するからだと思います。生きる希望をなくすからです。 「何をしても自体を好転することは出来ない」ということをいったん学習してしまうと、「何をしても無駄ならやらない方がまし」と思い、たとえ目の前に「希望」や「幸福」があっても見向きもしなくなるそうです。 そして「「絶望」が永遠に続くなら死んだ方がまし、生きるだけ無駄」となるのでしょう。 「絶望」は動物も感じることはできるが、そこから這い上がれるのは人間だけだそうですよ。 なぜなら人間は「原因」を見極めることが出来るから。 「原因」を知ることによって回避することも出来るし、また「前回とは状況が違うので同じ結果になるとは限らない」と考えることが出来るから。 「絶望」から「逃避」しようとする人は、プラス方向には行かないそうです。 これは携帯の某心理学のサイトにあることを参考に書かせていただきました。
お礼
もしかしたら、人間のみが自殺から免れる術を持っているのかもしれませんね。 回答ありがとうございました。
- vagabond_0710
- ベストアンサー率26% (68/257)
一言で言えば、人間悩むからです。悩みを解決するために自殺という手段を取らざる得ないまでに追い込まれてしまう…。 羊は仲間を逃がすために一匹が犠牲になるために、敵の前でひっくり返るそうです。カマキリのオスは交尾が終わったら、メスに食べられるそうです。それらを自殺というかどうか、また別の問題ですが…。 人間は頭がやたらでかい存在です。一言で言えば賢い。賢い故に自殺するんです。つまり、解ったつもりになってしまう。自殺する心理は、「もうダメだ」と生きる希望がなくなった状態に追い込まれた状態だと思います。しかし何が「もうダメ」なんでしょうか?その心理は、「自分だけ」がという意識があり、ひどく独善的な心理状態だと僕は推察します。その「もうダメだ」と思う問題を、共有しないから孤独になってしまうんです。もし僕が一人で、イラク問題を解決せよと神に命じられたら、イヤになってしまいます。しかし、この問題は人類共通の問題なので、正直解決するのは難しいと思いながらも、「なんとかなる」と思ってます。イラク問題に関わらず、多くの問題がありますが、「なんとかなる」と思っている限り、生きる上で希望があります。つまり、「自殺する人は寂しい人」だと僕は思うんです。(または小数人)孤独で寂しいから弱い。一人の人間の力なんてたかが知れています。その狭さは、独善的ゆえに、何が正しいかわからない狭い状態になる。(または似たもの同士の集まりの狭さ) 人間賢いですが、未来について何もわからないんです。予測を立てることしかできないんです。つまり蓋然性の問題なんです。それを「もうダメだ」と決め付ける。「もうダメだ」という予測を立ててしまう人間の頭の凄さ。 その頭は核兵器とも、凶器とも言えます。自らその扱いに気をつけないと、自分(人類)を滅亡まで追い込んでしまう。自己管理しなきゃいけない。賢いぶん、バカにならないといけないと僕は思います。 どうして僕は生まれてきたのかわからないのだし、つまり、死ぬことも何かわからない。明日何かあっていきなり死ぬかもしれない。もう、運命とか神様の意志に任せるしかない。(笑)しかし、誰だっていずれ死は訪れるわけですから。それを急いでどうするんだろうと僕は思います。そういう意味で僕はその神様とか運命を信じたいと思います。
お礼
そうですね。自分から見たひとつの偏った世界が全てだと思い込んでしまい自殺してしまうのかもしれませんね。 vagabond_0710さんのように大きな視野で物事を見れれば誰も自殺しないかもしれませんね。 回答ありがとうございました。
- 2150201033
- ベストアンサー率11% (28/240)
植物も自殺をすると聞いたことがあります。日光も当たり栄養もあり病気でもないのに枯れるんです。 ちなみに私は自殺するくらいなら外国へ飛びます。死ぬ勇気があるなら現状くらい変えられると思いますがねー。
お礼
植物も自殺するんですか!どこで考えてるんですかね? 回答ありがとうございました。
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お礼
そうですね。未来が分かりきっていたら生きる価値がありませんね。 あやふやな未来といつ来るか分からない死に向かって悩みながらも精一杯生きられればと思います。 回答ありがとうございました。