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牛乳についての疑問2つ
基礎的なことかもしれませんが、教えてください! 1.牛乳とレモン水を混ぜたら、かたまりができるのですが、何故ですか? 2.牛乳を温めたら、表面に膜ができることがありますが、あれは何故ですか? よろしくお願いします!!
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1.牛乳にレモン汁を入れると、レモン中の酸(主にクエン酸)により、牛乳のpHが下がります。 牛乳の中の蛋白質(主にカゼイン)はpHが下がったために、不安定になり、凝固します。 2.牛乳を加熱すると、牛乳が空気に触れている表面で、特に濃縮が起こり、牛乳中の熱で凝固する蛋白質(主にラクトアルブミン)が脂肪などの成分と凝集し、膜を作ります。 なお、この現象は豆乳から湯葉を作るのと同じです。
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- tsuki-san
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2.についてですが、 牛乳を加熱した時に膜ができる現象を『ラムスデン現象』といいます。 『ラムスデン現象』で検索すると、いっぱい出てきますよ。 例↓ http://homepage2.nifty.com/osiete/s565.htm http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%E9%A5%E0%A5%B9%A5%C7%A5%F3%B8%BD%BE%DD http://www.morinagamilk.co.jp/product/room/20.htm
お礼
どうもありがとう御座います!! ラムスデン現象という言葉を覚えておきます。 また、参考URLも拝見しました。 詳しく書かれていましたので、勉強になります!!
すみません。「変性」の字を間違えたのは私です。 Josquinさん、ご指摘有り難うございました。
補足
お答え、どうもありがとう御座います! 今は一浪で、文系から理系に転向しましたので、化学は完全に独学で1年経ちました。センター化学は82しか取れませんでしたので、基礎が足りません。 この問題についても、高校化学の知識で考えていましたが、どうも解けずにここで質問しました。 以下のように、まだ釈然としない部分がありますが、基礎が足りないのだと思います!
- パんだ パンだ(@Josquin)
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答えはすでに出ていますが、「変成」ではなく「変性」が正しいです。
お礼
有り難う御座います!
これらはいずれも牛乳中の「タンパク質の変成」が起こっているからです。 タンパク質は大きな分子(高分子)ですが、レモン水の中の酸の作用や、熱によって、その化学構造が変化し、水と混ざりにくい状態になったものです。 詳しいことは、「牛乳」「タンパク質」「変成」などのキーワードで検索してみて下さい。詳しい説明が見つかると思います。
お礼
どうもありがとう御座います!! 例えば、酵素に最適pHとか最適温度があるのと同じように考えていいのでしょうか? もう少し勉強します!
どちらも牛乳に含まれる蛋白質(カゼイン)による現象です。 1.レモンのクエン酸によって固まるからです。 乳酸菌を入れると彼らの出す酸でヨーグルトができるのと同じような原理です。 2.蛋白質は熱で固まる性質を持っているからです。 卵の白身や肉を熱すると固くなるのと同じです。
お礼
どうもありがとう御座います!! まず、牛乳中のたんぱく質をカゼインという、ということを覚えておきます。 クエン酸によって固まる、という部分ですが、コロイドと関係があるのでしょうか? 勉強になりました!
お礼
どうもありがとう御座います!! 今の僕の頭の混乱をそのまま記しますと、牛乳のコロイド、それとたんぱく質との関係、それらと低下したpHの関係、それから、疎水コロイドと凝析(または親水コロイドと塩析)はこの問題と関係があるのだろうか?、というあたりの事が、分かっていない、と自分で分かりました。 牛乳の膜について、覚えておきます!