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塩基配列の情報を伝達
塩基配列の情報がなぜアミノ酸配列の情報に正確に 伝達されるのかが上手く説明できません。 伝達の仕組みは大体わかるのですが、「正確に」となると、どのように説明すればいいのでしょうか?
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教科書的には塩基3つで1つのアミノ酸となりますよね。簡単に塩基3つと言いますが、塩基はATCG(U)の4種類があり、それぞれ構造が異なります。それらが3つ集まっている並びも当然組み合わせに応じて形が異なります。 鍵と鍵穴の組が20組あったとします。このとき鍵の形も鍵穴の形もそれぞれ異なりますよね(同じ鍵を複数集めていなければ)。そして形が違えば鍵を開けることができませんよね。 上での塩基の並びも鍵の形と同じです。形がそれぞれ違うので"正確に"再現されるわけです。 実際の鍵では少ない確率ですが異なった鍵で開いてしまうことがあります。自動車の鍵も何万台に1台だったかなどの頻度は忘れましたが異なる自動車に使えてしまうことがあるそうです。 細胞内もこれと同じで教科書的には"正確に"複製や翻訳などが行われているように書かれています。しかし実際には"正確に"という言葉はあまり当てはまらなかったりもします。間違えることが結構あります。塩基もATCGの4つだけではありません。ほかにも派生(損傷)したものがたくさんあります。そのため間違えることが多々あります。
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「伝達」ではなくて「翻訳」と習いませんでしたか? DNAの塩基配列はmRNA(メッセンジャーRNA)に転写されて翻訳の現場であるリボソームに移動します mRNAの塩基配列は3つで一つのアミノ酸を指定するコードになっており、これをコドンと呼びます。 各コドンには特異的に結合するtRNA(トランスファーRNA)が存在し、各tRNAは夫々20種類のアミノ酸のどれかと特異的に結合します。 このコドンとtRNAの特異性、tRNAとアミノ酸の特異性により、 塩基配列で指定されたアミノ酸配列がそっくりそのまま翻訳されてペプチド鎖そして蛋白質が作られます。
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すみません、間違えてました。 詳しくありがとうございました。
- パんだ パンだ(@Josquin)
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ひとつのアミノ酸を決定するのに3つの塩基が使われているということでいいのでは? 塩基3つで64種類の情報を表せるのに、アミノ酸は20種類。アミノ酸ひとつあたり平均3種類の表し方があり、塩基の間違いの影響を受けにくくなっています。
お礼
解答ありがとうございました。
お礼
わかりやすい例えありがとうございます。 よくわかりました。