外貨取引の予実差異について
いつもお世話になっております。経理初心者です。
外貨取引を日本円に換算した時の予算と実績の差異の考え方について教えてください。
海外子会社から仕入をおこなう場合についてです。
外貨取引額と換算レートについて、それぞれ予算設定値と実績値があり、それを円換算した時の予実差異の内訳を「為替レートの変動によるもの」と「(為替の影響を除く)仕入額の実質的な増減分」の2つに分けて把握したいと考えています。
その場合下記の2つの考え方のどちらが正しいのでしょうか。或いはどちらも誤っていて他に考え方があるのでしょうか。
どなたか教えていただけますでしょうか。
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予算額:1,000ドル 予算レート:1ドル=100円 換算額:100,000円
実績額:1,500ドル 実績レート:1ドル=90円 換算額:135,000円
換算額の予実差異:+35,000円
とした場合。
(1)
為替変動による差異:1,500ドル×(90-100)= -15,000円
実質仕入額の差異:+35,000円-(-15,000円)= +50,000円
(2)
為替変動による差異:1,000ドル×(90-100)= -10,000円
実質仕入額の差異:+35,000円-(-10,000円)= +45,000円