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文化財関係の求人
どの業界でも来年度や再来年度はいわゆる団塊世代の退職者が多く求人も多いと聞いています。私は今大学で文化財を学んでいます。今3年生なので再来年度の就職試験を受けることになります。出来れば考古学研究所や歴史資料館などの学芸員として専門分野が生かせるような所の就職試験を受けて就職できたらと思っています。現在は専門と公務員の勉強をしています。 ○質問1:再来年度求人のありそうな職場があったら教えてください。片っ端から受けたいと思います。日本中何処でもかまいません。 ○質問2:またこの分野で試験を受けるのに良い参考書や問題集があったら教えてください。(大学にもかなり求人が来ているようですが、数年間の嘱託や臨時もかなり多いようです。 ○質問3:嘱託や臨時を数年しているとやはり就職は有利でしょうか?現役というわけには行きませんが)
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質問者が選んだベストアンサー
この業界に以前お世話になっていたものです。 一般の企業や、普通の公務員とは全く違う世界である事を認識してください。 1について 再来年度の求人とのことですが、歴史資料館などは御存知とおり法人、市町村、都道府県が主体になり設置されるのが殆んどです。ですので、大概は公務員試験などと同様、各年度ごとに枠を設けた採用が多いです。就職情報は学芸員専門のサイトが幾つかあり、求人情報も掲載していますのでこまめにチェックされると良いでしょう。また、狙っている施設があれば、そのHPをチェックしていると求人に当たることがあります。 2について 参考書や問題集などは利用したことがありませんでした。ですが、受験する土地にあわせて書く都道府県・市町村史を勉強したり、公務員の勉強もしたし、作文や小論文の練習もしました。博物館や考古学の問題点や最近議論されている内容についてまとめた書籍を図書館などで日頃から読んでみるのも勉強になります。普段から文化財について自分なりの意見をまとめた方が良いと思います。 ・・・試験の時は色々と突っ込まれましたので。 それにしても勉強は苦しかった・・・汗。 3、正職員としての空きが無ければ最終手段としては良いと思います。 私は最初に研究所に臨時で4年、その後別業界で仕事をして博物館・非常勤などをへて現在(行政職の公務員)にいたります。 実際、大学院生などは博物館に嘱託職員として入っていて卒業のころに採用試験があると、結構受かっています。コネというより、人となりが知れているのでその分面接などでは有利だと思います。 それと、正職員になったとき、何かしら経験を積んでいたものの方が即戦力になりますので・・・。少なくとも学芸員試験を持って経験の無い新卒よりはいいと思います。 但し、嘱託や臨時をやっていても運と人脈、タイミングをうまく掴まないといつまでも正職員になれません。厳しいです。 詳しいことについては質問者さんの学歴などがわかりませんので何ともいえないところがあります。 それと、団塊の世代が退職しても文化財担当者の補充に市の職員を補充する奇特なところは少ないでしょう。今は指定管理者制度の問題や、民間委託へ管理・運営が移るなどの問題を抱えていて、甘くない状況です。 苦しい道のりですが目的が達成されるよう頑張ってください。
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- anokeno
- ベストアンサー率28% (115/402)
質問3についてですが 嘱託や臨時につくことは お薦めしません あなたが 一生の仕事と考えているとしてですが おっしゃるように 団塊の世代が退職する時期というのは 自治体の財政を 考えたら お気づきと思いますが 税収が減って どこも いろいろな面で 縮小したりするはずですよね 身分の安定していない人たちは すぐに カットされやすいです ですから 嘱託や 臨時は いつ クビになるか わからないわけで 仕事に関しては 職場に入ってから 覚えればいいというのが 大抵の人たちの 考えだと思います そういった職場では 数年の専門的キャリアよりも 優先されるものが 多いと思いますので 正規の職員を 目指すことを お薦めします 学芸員の資格とかだけが 問われるのではないでしょうか
お礼
ありがとうございます。その通りですね。真剣に頑張ります。
- tttarooo
- ベストアンサー率40% (2/5)
あなたのような熱意ある方が、そういう職につきたいと考えられていることを、嬉しく思います。 ただひとつ、気になったことを。 あなたの専門以外の地域や分野の就職先は、受けないほうがいいのでは?すでにいる方たちにとっても、今は即戦力がほしいはずです。入ってから苦労するのはどこでも一緒ですが。 以下あなたの質問に関して、私なりの答えを書きたいと思います。 1 上記のとおり、日本中どこでもというのは、いかがかと。またこれに関しては、あなたの先輩や先生に尋ねるのが一番と思います。 2 私は公務員試験、教員採用試験の勉強をしました。自治体の埋文センター以外では、やはり公務員ですから。それから、言わずもがなですが、考古学の基礎(学史・理論・図面を読む力・実測などの基礎技術)は、当然就職試験で問われました。 3 しっかりと仕事をしあなたの実績とすれば、有利に働くことでしょう。しかし、その座に甘んじ、向上することを忘れれば、その期限が過ぎて路頭に迷います。あくまでも数年間の猶予期間だと考え、就職試験の勉強も忘れないことが大切と思います。しかし、嘱託や期限付き非常勤をやっていると、その両立は大変難しそうに思います。 答えになってない答えですが、是非がんばってくださいね。
お礼
ご回答ありがとうございます。早いうちから就職に対して意識を持ち取り組む事が大切だと、(3年次から意識を持って動いた先輩は必ず就職出来ていると)、大学で言われ自分なりに頑張ってみようと思っているところです。参考にさせて戴きます。本当にありがとうございました
お礼
経験者の方の詳しいご回答、参考になりました。具体的に自分のするべき事が見えてきました。ありがとうございました