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大学での求人紹介について
ある大学の就職課に勤務する者です。 少々専門的な質問かもしれませんが、どなたかお教えいただけると助かります。 大学の就職課では、企業などからの求人を受理し、それを学生に紹介しているわけですが、紹介の際に、特定の業種あるいは企業を排除することは出来るのでしょか。 労働局に聞いたところ、受理は公開(紹介)と一体のものなので、一旦受理したものは学生に公開されるべきものである。しかし、学生への指導の一環として、特定業種を忌避させるような就職指導は行われることはあるだろうとの回答でした。 果たして、受理した求人の中から特定業種や企業を公開しないということは許されるのかどうか、ご教示願えないでしょうか。
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大学での職業紹介は、職業安定法第33条の2の規定に基づいてできるようになった無料の職業紹介業務ですから、いったん受理してしまうと難しいところがあるかもしれませんね。 ネット上で見ることができる各大学の職業紹介業務運営規程をいくつか眺める限りでは、「紹介しない」規定がなく、「受理しない」規程しかみつけられないので、 受理をしない、 さかのぼって受理を取り消す、 「見せる気ないでしょ」とツッコミが入るような隠れた場所にだけさりげなく求人票の公開をする、 紹介を求める相談があっても積極的に紹介をしない、とかの対応になるんでしょうかね。
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- ralarabbit
- ベストアンサー率13% (12/88)
No.2です。 おおっぴらにそう言っている訳ではないのですが,偶然就職課が空いていたとき,世間話の中で職員さんがおっしゃっていました。 事実,保険がなかったり基本給が10万円以下(各種手当てで割り増ししている)だったりする企業は,新しいものでもファイルにとじられています。普通は一定期間掲示板に張り出した後にとじられますので,かなり差ははっきりしているといえます。 学生に勧めるかそうでないかの基準は,おそらく職員さんそれぞれの価値観による部分が大きいです。 先の回答で友人が辞退を勧められたのは,前年度卒業間近の2,3月に内定を大量に取り消した某語学スクールでした。 ご参考になれば幸いです。
お礼
ありがとうございます。 職員個々人の判断だとすれば、すごいですね。 ただ、教育上の配慮という概念は、考えてみれば、基準があってないようなものなので、結局のところ個々人の判断なんだろうなと思います。
- ralarabbit
- ベストアンサー率13% (12/88)
某私立大学の4年生です。 やはり学校によるとは思いますが,私の通うところでは一応公開をするものの,決して勧めることはないそうです。 具体的には,昨年脱線事故で大きく取り上げられた会社等です。 ただ基本的には 「過去に学生から苦情が出た企業の求人」 「極端に待遇が悪く,入職してから心身に悪影響を及ぼすおそれのある求人」 は受理そのものをしないとのことでした。 そういう企業に内定が出た友人は, 「今からでもいいから受け直しなさい」 と辞退を勧められていました。 消極的な方法で,特定業種・企業の排除が行なわれていると言えばよいでしょうか。 参考になれば幸いです。
お礼
ありがとうございます。 御校の就職課は消極的ではなくて、結構積極的ですね。 求人紹介の場合に、排除できる業種、企業の線引きが難しいと思います。 「過去に学生から苦情が出た企業の求人」 「極端に待遇が悪く,入職してから心身に悪影響を及ぼすおそれのある求人」 これらの基準は、学生に公開しているのでしょうか? それとも聞いたら答えてくれるものなのでしょうか? よろしかったら教えてください。
- jyamamoto
- ベストアンサー率39% (1723/4318)
ハローワークのように公的資金で運営される職業紹介機関ではありませんから、そうした運営の縛りが法的にあるとは思えませんね・・・。 後は、求人側と学生に対する道義的な問題になると思います。 となると、「学生の利益」という視点で妥当な根拠があれば、排除することに全く問題はないと考えます。 「受理」する前にその判断ができて「受理」しないことができれば、それに越したことはないでしょうが・・・。
お礼
ありがとうございます。 教育上ふさわしくないということで、受理しないということはあるようです。 ただ、事前にそのようにしている旨公開しておかないといけないのでしょうね。
お礼
ありがとうございます。 そうなんですよ、受理したものは、とりあえずファイルには入れてありますというようなことでお茶を濁しておいて、インターネットによる閲覧などはできないようにしておくということになろうかと思います。 さらに、明確に法令違反の事例で無い限り、求人の受理は避けられず、公開にあたって、学生がそれを正しく受け止め、企業研究により自己判断できるようになれば、それが学生の判断力も付き、いいのではないかとも思います。