例えば、貴方が注文住宅を建てるときに建築会社の設計士と金額面や間取り、
材料、設備とか相談しますよね。
SEで言えばどういうシステムを作るのか明確にするのと共に、顧客の求めるシステムの設計をします。
次に基礎工事とか大工さん達が決められた期間と予算で家を建てます。
SEで言えば顧客から求められた期間内にシステムを構築できるよう人材の手配、
スケジュール管理、原価管理をし、顧客の窓口になって進捗報告や細かい仕様の
確認を行います。
家が出来たら、そこで貴方の生活が始まります。出来が違う点とか修正するには建築会社の設計士か営業マンといろいろ話し合って進めていくでしょう。
SEで言えばシステム構築が完了したら、顧客に納品してシステムの運用をしてもらいます。この時に、同じように出来が違う点と修正したい機能が発生する場合が
あるので話し合って解決の方向に進みます。
SEやPGというと聞こえはいいかもしれませんが、基本は職人さんと一緒で、専門技術を持っているだけですよ。
建築側でも新しい建築工法や法律改定や、コストを削減するために海外の情報や、材料の強度の勉強とか、時には客の無理な注文に応じるために一生勉強だと思います。
SEだと業界の技術の進み具合の流れが速やく、その新しい技術に追いつくために勉強が必要です。また、顧客によりシステムの要求が全く違うのでそのつど勉強が必要になります、これを業務知識といいますけど。
単純な売上を集計するシステムでも、客の業種により税金の計上が違うとか、年間のデータ量により性能のいいコンピュータ(毎年いいものがでます、これも勉強)を選ばなければいけないとか。システムを構築する上でどんな道具(何百何千とあります)で構築するかの選択など。顧客に最善のシステムを提案できるのは、やはり日々の勉強です。
大まかな説明ですが、参考になったでしょうか。
お礼
よくわかります。ながながありがとうございます。 それからこれまで、意見をいただけた皆様、同様にありがとうございます。 大変参考になります。 これまでの考えとは直接関わらないですが、どうしてもっとプログラミングが楽になるようにならないのですか?何種類もの言語やらなんやらがありますが。また、この業界は特に、横文字がすべてぐらいに蔓延(はびこ)っています。日本語でなんとかなると、皆分かりやすいしとっつきやすいのではないですか。 あと、アイティーとかなんとかいってますが、結構厳しく経営している企業ありそうですね。ベンチャーとかとくに。中堅でもわりと、人件費削ろうとしてかなんかわかりませんが、やたらと年俸制敷いたり、請負開発ばっかりしたり。 自社の方針が定まってないで、彷徨っている状態でフワフワ水母のようになってるところとか。