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TLCについて
反応の進行具合を見るTLCについてですが、なぜ化合物が塩だとTLCスポットが上昇しないのでしょうか?
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- rei00
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rei00 です。補足拝見しました。 > 後者の方法だと、エステルは加水分解されますから > 使えませんよね?(化合物中にエステル結合あり) エステルがあっても使えます。TLC チェックで酸(アルカリ)処理するには,少量の酸(アルカリ)と有機溶媒を入れたサンプルチュ-ブ等にサンプリングした反応液を入れ,フタをして数回振って後,有機層をスポットします。この程度の時間であればエステルはまず大丈夫です。
- rei00
- ベストアンサー率50% (1133/2260)
「なぜ化合物が塩だとTLCスポットが上昇しないのでしょうか?」については回答がある様ですので,アドバイスだけ。 分析対象が塩である事が分っているのであれば,逆層の TLC プレートを用いた方が良いと思います。逆層 TLC であれば,高極性の化合物程展開されますから。 あるいは,反応中は塩であっても,酸(あるいはアルカリ)処理でフリーになるのであれば,キャピラリーで採取した反応液をサンプルチューブ中で酸(叉はアルカリ)処理し,その有機層を TLC チェックする事で簡単に反応チェックできるはずです。
ずばりの回答ではありませんが、以下の参考URLサイトには関連質問の回答がありますが、参考になりますでしょうか? この中で#2で紹介した成書を図書館等で探されては如何でしょうか? ご参考まで。
お礼
では早速、大学の図書館で調べたいと思います。ありがとうございました。
- thiku-rin
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TLC は物質と溶媒の親和性の差によって 物質を分離展開します. どのような条件でどんな実験を行っておられるのか, わからないのでなんともいえませんが, 反応生成物は脂溶性の高い物質で 展開溶媒も脂溶性が高いものだと思われます. 化合物が塩だと溶液中ではイオン状態(=親水性)なので, TLC ではスポットが上昇しないのだと思うのですが… こんな回答でよろしいですか?
お礼
なるほど、展開溶媒の極性を上げればスポットは上昇するわけですね。原因はTLCと塩の親和性が大きいためにスポットが上昇しないからですよね?
補足
逆相のTLCだと極性が高いほど展開されやすいんですね。 後者の方法だと、エステルは加水分解されますから使えませんよね? (化合物中にエステル結合あり) アドバイスありがとうございます。