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蛋白質の性質とアミノ酸の性質について
リンの検出 カゼインと(1N)の硝酸をまぜてモリブデン酸アンモニウムを加えて加熱すると黄色沈殿ができる。これに硫酸ヒドラジンを加え、加熱すると暗緑色になる。この呈色反応についてよくわかりません。教えて下さい。
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noname#160321
回答No.1
モリブデンブルー法によるリンの定量については 東海大学のページ(pdfだし重い、p6を参照): http://www.scc.u-tokai.ac.jp/ocean/ot/PARTS/ExB_text03.pdf 兵庫大学のページ(こちらをいつもは薦めてます): http://www.shse.u-hyogo.ac.jp/kumagai/eac/4_9.htm どちらも黄色のリンモリブデン酸が出来、これを還元するとモリブデンブルー(時により見た目が違う)となる、の筈です。 リンモリブデン酸については日本新金属株式会社様のページ: http://www.jnm.co.jp/pw12.htm の右下の図を見て下さい。この十二個のモリブデン酸化物の中央にリンがはまっています。正四面体対称性で十二個のモリブデンが等価なため、電子軌道の縮重が起こって非常に還元され易くなるため、頭書の反応が起きます。 なお最近の検出法については同仁化学研究所様のページが参考になります: http://www.dojindo.co.jp/catalog/protocol/p01.pdf
お礼
この反応についてのページがなかなか見つからず困っていました。多くのページの紹介ありがとうございました。とても参考になりました。