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労使交渉の出席者は?
労使交渉に出席できる人間をお教え下さい。 労働者側は執行部(4名います)全員が出席できて、発言する事が出来るのでしょうか? 会社側は人事担当者、経理担当、業務部長、他の部門の部長、議事録係りの課長などいますが、何人まででどの変のクラスの人までが出席できて、また発言権があるのでしょうか?人数で会社側に負けているので発言も弱気になりがちです、法的に決まり事があるのでしょうか、よろしくお願いいたします。
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労働組合法上は、労使交渉(団体交渉)の労使の人数、出席者の構成についての規制はありません。 ただし、使用者には、労使交渉について責任を持った回答の出来るものを参加させる義務があります。つまり、責任のとれる社長が逃げ回っていて、下っ端の人事係長とかだけをだすというのは、いわゆる労働組合法における不誠実交渉という不当労働行為に該当します。 他方、労働組合側には、人数、資格(組合役員であることとか、単位組合の組合員であること)等と言った制限はありません。 したがって、少なくとも会社側の出席者数と同数の人数の参加を求めることは可能です。もし、その人数の出席を会社側が拒んだ場合は、労働組合法における団交拒否という不当労働行為(労働組合法第7条第2項)として、地方労働委員会に救済申請が出来ます。 しかしながら、何十人もの一般組合員を動員してのいわゆる大衆団交というのは、判例においても認められない場合があります。とはいえ、会社側と同程度(多少上回ってもいい)の人数であれば、労働委員会に訴えれば認められるでしょう。 また、組合役員に交渉の自信がない場合は、弁護士、社会保険労務士、あるいは、上部団体役員などに同席してもらっても構いません。会社を、そのことを理由に、団交を拒否する事は出来ません(労働組合法第7条第2項)。
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- torumaringo
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人数や範囲に制限はありません。 自分たちの交渉力が欠ける場合は、外部の人(組合の上部団体の役員や弁護士など)を組合の判断で同席させることができます。それを使用者側が拒否することはできません。 毎回議事録を取り、きちんと記録に残すことも重要ですので、専門の係を配置するとよいでしょう。団交ごとに議事録確認(労使双方で共通の議事録を作成し、双方の代表者が署名捺印する)作業をしておけば、あとで言った・言わないの議論を蒸し返すこともありません。
お礼
議事録の件理解いたしました、ここ数年会社側の言いなりで負け続けているのでこちらとしても勉強が足りないと痛感しています、本当にありがとうございました。
- yoshi170
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法的な規制はないはずです。誰が何人でても問題ないはずです。
お礼
ありがとうございました。
お礼
非常に分かりやすくご親切にありがとうございました。 参考URLも今後の交渉の参考にさせて頂きます。 本当に助かりました。