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「仕事にあたれる」
至急教えて下さい。 今、求人のための資料を校正しているのですが、 「協調して仕事にあたれる」の 「あたれる」というのは正しい日本語ではないように思えました。 どうなんでしょうか? 正しい言い方、もしくは別の適切な言い方がありましたら教えて下さい。 お願い致します!
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もしかすると質問者さんは、「あたる」を受身や尊敬の形で言う場合は「あたられる」と言うので、「あたれる」はおかしいと思ったのでしょうか。 「あたる」はラ行五段動詞ですから、可能の意味の助動詞は「られる」ではなく「れる」を使いますが、未然形「あたら」に「れる」をつけると「あたられる」になります。 それでは「あたれる」はら抜き言葉なのか、というと、そうではありません。これは、可能動詞と呼ばれるものです。五段活用の動詞に可能の意味を加えて、下一段活用になったもののことを言います。 たとえば「走る」「書く」「読む」などはみんな五段動詞ですが、これらに可能の助動詞「れる」をつけると「走られる」「書かれる」「読まれる」となります。この形はふつう、受身か、尊敬で使うことが多いと思います。可能であることをはっきりさせるためには「走れる」「書ける」「読める」という可能動詞を使っています。 「あたる」に受身、尊敬の意味で「れる」をつけて使うときには「あたられる」と言いますが、可能のときは可能動詞を使って「あたれる」と言います。これは、ラ抜き言葉にはなりません。 ラ抜き言葉は上一段、下一段、カ行変格活用の動詞につく助動詞「られる」の「ら」を抜いた言い方を指します。「見る」の未然形「見」に「られる」をつけて「見られる」としたものを「見れる」と言うような場合です。
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- ranx
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いわゆる「ら抜き言葉」ではありませんので、 文法的に誤りとは言えないのではないかという気がします。 それでも違和感があるとすれば、文法よりも意味的なもの かもしれません。 「あたる」というのは、能動性の希薄な語なのではないでしょうか。 「犬も歩けば棒にあたる」 - 棒にあたるために、犬が特別な能力を 必要とするわけではありません。ただ歩けば「棒にあたる」と いう事象が自発的に生ずるわけです。 仕事を遂行するにはそれなりの能力が要求されるでしょうけれど、 仕事に「あたる」だけなら、能力の無い人にもできます。 そんな語を可能動詞にしてしまったところに違和感が生じている のではないでしょうか。 表現の全体は分かりませんが、恐らく言わんとするところは 「仕事にあたることができる」ということではなく、 「協調することができる」ということにあるのだと思います。 そちらを強調する表現に、思い切って変えてみてはどうでしょう。
資料など一般に公開するような文書などでは、「られる」という口語的な表現は控えた方がいいと思います。 ここはあくまで「協調して仕事に従事できます」とか「協調して仕事ができます」とすべきでしょう。 ただ、「られる」「帰れる」「食べ(ら)れる」なんて言葉というのは元々カジュアルな話言葉として使われているものですが、それでも「英語を話せる」「行けるところまで」「やれるだけ」といった使い方は通常、文章にも使われますので、その使い分けは難しいところがありますね。
- a375
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「協調して仕事にあたれる」よりもわかりやすく「協調して仕事が出来る」ではいけませんか?三島由紀夫は文章の中でで日本人の漢語癖を戒めています。判り易く文章を書くのはそうたやすいことでは有りません。むしろ難かしい書き方の方がほうが、書きやすいと思います。文章が定番化されている、いわゆる紋切り型でかけますので。
- yomyom2001
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「仕事にあたれる」でも間違いではないような気がしますが、別の言い方でしたら少し硬くなりますが「強調して業務を遂行できる・・・」などはいかがでしょうか?
- ftomo100
- ベストアンサー率41% (297/723)
ら抜き言葉ですかね? ・あたる事のできる
お礼
すごい!! 納得です、どうして違和感を感じていたのかすごく納得できました。 感動です。 そうなんです、正しいような「ら」抜き言葉のような、 何だかわからなくなってしまっていたんです。 結局資料は「仕事ができる」に変えましたが、 ずっとモヤモヤしてました。 でもやっとわかりました。 ありがとうございます★ 他のみなさんもアドバイスありがとうございました!!