こんにちは。
雅楽は神道だけでなく、仏教とも縁が深い音楽で、古来より法要などでよく演奏されますよ。
日本に仏教が伝来して、それを政策に用いるために国中に伝播させようとした聖徳太子が、説教だけでは平民の心を掴めないので、当時宮中で流行っていた高麗楽(今の雅楽の祖のひとつ)を前座にしたのが、仏教との縁の始まりと言われています。その後、声明(経文などに節をつけて唱える古典楽曲)とコラボレイトして、独特の雅楽文化を形成したようです。
仏画などでも、来迎図などでは必ずと言って良いほど、鳳笙や琵琶を持った楽人の菩薩が描かれていますし、天龍八部宗の緊那羅なども雅楽の楽器を確か持っていますよ。それに、極楽にいると言う迦陵頻伽も、雅楽を奏でてます。我が家の檀那寺である浄土真宗の寺の息子さんも、月一で雅楽の講習会に行っているようです。天台宗でもしているようですよ。
ご参考になれば幸いです。
お礼
ありがとうございます。 聖徳太子に仮託したのは誰なのか。という視点で調べてみようと思います。 調べれば調べるほど、知らないことばかりです。 またよろしくお願いします。