• ベストアンサー

中学美術の評価の仕方について

今年から講師として美術を教えることになりました。現在美術を教えているかたにお願いします。成績のつけ方や期末テストでどのような問題を出されているか、教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#12353
noname#12353
回答No.4

#3の方の話は、耳が痛いです。昔は、相対評価だったので、5~1の評定の割合が厳格に決められており、それを乱すことは許されませんでした。従って、どんなに能力があっても、たまたま能力の高い人が多い学年集団の中にいると、5が取れないこともあり得ました。(まあ、担任には、通知票は5つけてもいいぐらいのできなんだけど、と言うことはありましたが) さて、評価・評定については根本的に表現の領域の強化のなので、評価は不可能であるのが当然かとも思います。しかし、高校入試に伴ういわゆる「内申点」のことがあるので、評定するしかないのが現状です。 で、通常は題材ごとに 1 美術への関心・意欲・態度   (授業中の積極性や、忘れ物や提出物状況、など  を、毎授業細かくチェックする・・・できるだ   け) 2 発想・構想の能力   (アイディアが豊富か?オリジナリティーはある  か?) 3 創造的な技術   (技術的なことはしっかりできているか?) 4 鑑賞の能力   (自分の作品や友達の作品の良さや工夫点を的確  に認識できるか?) 以上のような観点をふつうは3段階か5段階で点数化していきます。 ABCの3段階で評価することもあります。1~4の観点がそれぞれAAAA~AABBだったら5、ABBB空~BBCC=4というふうに数値化していきます。 個人内評価を加味した絶対評価が基本の今は、本来ならば以前のような5や4の割合が固定することはあり得ないのですが、評価基準の客観性、信頼性を考えると、以前のような標準分布曲線に近い分布状態になるようです。 通知票には、コメントを書く欄もあると思います。評定で言い尽くせないところはそのコメント欄を活用して、生徒さんにやる気を持たせるような評価・評定を望みたいところです。

その他の回答 (3)

回答No.3

美術教師でもなければ美術が得意でもない者ですが、私の経験から「美術の先生にやらないでほしいこと」を書いてみたいと思います。 私は図形認識能力が皆無のため(見ていた物から視線を外して1秒もすればそれの細部の形を忘れてしまう)、デッサン、それも対象物の形を捉えるのがとても苦手なのですが、小学生の頃「色塗り」に関しては褒められていた時期があります。 絵の具のチューブから出した色をそのまま塗るのではなく、微妙に混ぜて目的の色を生み出す、そのセンスがあったとのことでした。 しかし、中学に入ってから教わった美術の先生は、絵でも造形でも「形が歪んでいないかどうか」ですべてを判断する人でした。 私は一生懸命に絵を描き、作品を造ったのに、どこが悪いのかの指摘もないままに「0点」。 教科書に載っている美術史をテスト問題にすることもせず、美術鑑賞も行わず、ただ作品の出来のみで評価する先生だったので、当然通信簿も1。 相対評価の時代で、たまたま美術の得意な生徒が多い学年だったという事情もあるのですが、それでも泣くことさえできないほどにショックでした。 「この先生は、私の能力では何をしてもいい評価はくれない」とあきらめた私は、得意だったはずの色塗りでさえ、絵の具のチューブから出した色をそのまま適当に塗るように変わっていってしまいました。 私の美術の能力はあの先生につぶされた……そう評価する人も、いまだにいます。 今まで生きてきた中での感覚的なものですが、どうも美術が得意な人というのは「自分の世界をしっかり持っていて、そこに適合しない存在は絶対に受け入れない」という傾向があるように思います。 趣味で美術をたしなむ人ならともかく、美術を教える立場の人には、そういう考えで行動してほしくはありません。 中学美術の目的は、美術の素晴らしさを伝え、芸術への関心を持ってもらうところにあると思っています。 どうか「自分の世界と違う」という理由で悪い評価をつけるのだけは、やめてあげてください。 本来は絵を描くのが好きだったのに、例の先生だけでなく絵の得意な先輩や同級生にも本気で描いた絵を鼻で笑われ、今ではスケッチブックを手に取るのもつらくなってしまった者からの、切実なお願いです。

  • serucyan
  • ベストアンサー率8% (1/12)
回答No.2

私は美術の教師です。本当は#1の方がおっしゃるとおり美術は、点数化出来るような物では無いと思うのですが・・自分の作品に対する好みなどの主観もかなり入ってくるので・・・私の勤務している中学校の評価には、(1)興味関心(2)意欲(3)発想(4)技術・技能(5)鑑賞の5項目の評価の基準があります。だから他の教科のように「知識」という項目は無いので期末テストはしていません。その代わり評価項目を点数化して評価出来るように、毎日の態度や、作品をなるべくこまめにチェックしています。個人の反省表もつけさせています。(この時間の満足度や反省点等です。)もう一度ご自分の勤務校の評価表の美術の項目を良くごらんになって自分なりに、この項目は、これで評価しようと、ひとつずつ考えてみてはいかがでしょうか。あまり参考にならなくてごめんなさい。

  • koun
  • ベストアンサー率11% (1/9)
回答No.1

わたしは、生徒のほうですが、美術で試験をするのはまちがっていると思いませんか。生徒をただの職人、すなはち創造とは無縁の継承者とさせるなら別ですが。

関連するQ&A