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重力の位置エネルギーの公式
重力がP1からP2に移動するときする仕事Wについて、W重(P1→P2)とあらわすとします。 そこで質問ですが次の公式がなぜ成立するのですか? W重(P1→P2)=W外力(P2→P1) (ここで、外力とは重力につりあう力です。そして、 0は基準点です。) 続いて、 上記式=W外力(0→P1)-W外(0→P2) =(重力によるP1の位置エネルギー)ー ( P2 ) となる式です。 この式の説明をできれば詳しくしていただきたいです。ややこしい質問ですが、よろしくお願いします。
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重力が均一な場合、P1の高さをH1, P2の高さをH2, 物体の質量をm, 重力加速度の大きさを g とすると、鉛直上向きを正とした場合、重力は - m g, 外力は(重力につりあっているので) m g, 物体が力の方向に動く距離は (到着点の高さ - 出発点の高さ) だから、 W重(P1→P2) = (- m g) (H2 - H1) W外力(P2→P1) = m g (H1 - H2) ゆえに、W重(P1→P2) = W外力(P2→P1) ------------------------------------ 基準点の高さを0とすると、 W外力(O→P1) = m g (H1 - 0) = m g H1 W外力(O→P2) = m g (H2 - 0) = m g H2 ゆえに、 W外力(P2→P1) = W外力(O→P1) - W外力(O→P2) ------------------------------------- これらの式は、重力による位置エネルギーの定義を説明するものだと思います。つまり、 (1)ある点Pにおける、重力による位置エネルギーとは、「物体が基準点からPに移動するときに、重力につりあう力がする仕事」と定義します。 (2)この定義は、「物体がPから基準点に移動するときに、重力がする仕事」とも言い換えられます。 ※こういう話ではない、という場合・わかりにくい場合は補足してください。
お礼
すごいですね。ありがとうございます。いったん整理してみます。