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吸光度の測定について
反応直後の溶液でまだ温度が高いときは常温にさめてから測定するといったような、吸光度を測定するときの適温はありますか。分光高度計に、誤差が生じにくい温度範囲などあれば教えてください。
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再び#2の回答者です。よけいなことかも知れませんが > 反応直後の溶液でまだ温度が高いときは... > 冷蔵庫から出した直後に測定したものと、少し時間をおいてから測定したもの... 溶液がこぼれたり、爆発したりしないかぎり、分光光度計が壊れることはないですから、自分で試してみて経験を積みましょう! 人の言うことは、条件が同じだとは限りませんから、絶対とは信用しないことです!(自分で言ってて身もフタもないのですが...) これに限らず、自分の手でやってみて、自分の目で確認して、自分の能力で確認する、これが正しい"技術者"だと私は信じています。特に、簡単にできること、後戻りできることなら。
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>誤差は起こりやすくなるのでしょうか。 既にあるような2-3番の型の指摘内容があります。 物にも夜のですが. 低温の為にセル上部から水蒸気が溶液に侵入して化学変化を起こす 温度による溶液内の化学平衡等がある場合(「冷蔵庫」の温度が不明に付.常温に放置することで化学変化をすることを前提にします)温度による影響を受けます。蛍光・燐光をはっする成分を含む場合には.分解・副反応による合成が予想されます。赤外のときなんてこりゃ泣くしかないです。温度による相平衡の変化を分光で報告した方がいますから。 誤差と見るか.変化と見るか.この違いは測定車の腕前でしょう。
お礼
一見誤差に思えても、変化が起こっていることがあるのですね。誤差もどうして起こったのか、ひとつひとつ丁寧に考えていきたいと思います。回答ありがとうございます。
- paddler
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考えられる影響としては、 (1)溶液・試料そのものについて ・化学的状態は温度で変わらないのか? ・低温で試料セル外面が結露するようでは× ・高温で蒸気(湯気)が発生するようでは× ・試料セルの熱膨張でセル長が変わるようでは× (2)装置への影響 ・試料セルに入れた溶液(10mm角セル)の量とその温度程度で光学系に 影響を与えることは少ないと思われます(要求精度によります)が、 温度差はない方がのぞましいでしょう。 ・書かれているのは紫外可視の分光光度計のことだと思いますが、 赤外分光光度計では、試料温度が高いと試料からの輻射により ゼロが浮き上がります。 といったところでしょうか。 > 分光高度計に、誤差が生じにくい温度範囲などあれば教えてください。 もちろん分光光度計は室温(一般に20度±10度くらい、詳しくは取説を見てください)で使うのを前提に設計されていますから、試料もその温度範囲がよいでしょう。
お礼
わかりやすい回答ありがとうございます。
まず光学系。常に一定のこと 試料。光学系の温度と同じ事
補足
回答ありがとうございます。例えば、同じ試料でもし試料の温度が異なれば、それが誤差の原因となることはあるのでしょうか。冷蔵庫にいれておいた試料を測定するとき、冷蔵庫から出した直後に測定したものと、少し時間をおいてから測定したものとでは、誤差は起こりやすくなるのでしょうか。
お礼
これから経験をつんで知識を増やしていきたいと思います。ありがとうございます。