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「人口」の構造について教えてください。

熟語の構造の勉強をしているのですが、本に載っている説明がなんか納得できません。 「人口」は「主語-述語の関係」とあります。漢和辞典で調べてみたところ、「口」には 1.器官、2.口を利く・しゃべる、3.親しく自分の口から、4.人・人を数える単位、5.刀剣を数える単位。 とありました。この場合、4の意味が当てはまると思って「類似の意味をもつ2字」かと思ったのですが、違うんでしょうか。 確かに2番の意味にとると「人がしゃべる」という風にできないことはないかもしれませんが、「人口」の意味とずれるような気がしますがどうでしょう。 よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • tyuuta
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回答No.1

>>「人口」は「主語-述語の関係」とあります。 というのは ひと‐ぐち【人口】 -------------------------------------------------------------------------------- 人のうわさ。世間の評判。じんこう のことではないでしょうか。上記の意味はつまり「人がしゃべること」→ 人の噂、世間の評判の意味になります。 wwaaさんがおっしゃているのは 「じんこう」と言うことだと思いますが、これはおっしゃるとおりです。 要は「人口」には二つの意味があると言うことです。 歴史的にいって「ひとぐち」のほうが語源ではないかと思います。(宇治拾遺物語に記載あり)

wwaa
質問者

お礼

早速のご回答ありがとうございます。 なるほど!!そういうことだったんですね。そちらの意味まで気がまわりませんでした。 熟語の構造を知るには語源から探さなければいけないということですか。 「人語」や「人言」なんかだと、語る、言う、という動詞があるので「主-述」だと言われてもすぐ納得してしまうんですけど、「口」でまず思い浮かぶのは器官としての口でなので、難しいです。 「口吟」はじゃあ、「類似の意味をもつ2字」ということになるんですよね。

その他の回答 (2)

  • gotodeki
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回答No.3

もうすでに回答が出ているので、少し補足だけ。 じんこう 【人口】 の二つの意味で、 (1)人の数。一定の地域に住んでいる人の総計。 (2)人のうわさ。人の口の端。 ――に膾炙(かいしや)・する 〔林嵩「周朴詩集序」。膾(なます)や炙(あぶった魚)が多くの人に賞味されることから〕詩文などが、広く人々の口にのぼって、もてはやされる。 三省堂提供「大辞林 第二版」より というのがあります。 主語・述語の関係はすでに先の方が言われているとおりで、「人口に膾炙する」という使われ方があります。

wwaa
質問者

お礼

ありがとうございました。

  • sunasearch
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回答No.2

おっしゃる通り、「人口」は「人が話すこと(食べること)」の意味なので、主語ー述語の関係です。 「口」の4の意味は、もともとの2の意味から派生したものと考えられます。 人口も、もともとは、人が話すというところからできた単語と考えられます。 熟語の構成は現在の使われ方だけではなく、どのようにその熟語ができたかを考えてみることが必要かと思います。

参考URL:
http://jiten.www.infoseek.co.jp/Kokugo?qt=%A4%AF%A4%C1&sm=1&pg=result_k.html&col=KO&sv=DC
wwaa
質問者

お礼

早速のご回答、ありがとうございます。 参考URLの辞書はかなり詳しく乗ってるんですね。これから使わせていただきます。

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