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高校古文がわからない

高校二年の娘です。 古文の予習をしています。 ・未然形、連用形の違いがわからない。 ・文節の区切りがわからない。 など、基本的なことがわかりません。 また私も説明できません。 1.勉強の仕方 2.上記の直接的な答え 教えていただければ助かります。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.5

えっと、まず質問者様が求められていることの整理です。 たぶん、お聞きになりたいのは、未然と連用の本質的な意味ではなく、テストのテクニック的なことですよね。 問題で「この動詞は未然形か、連用形か」と問われた時に、どう見分ければいいかをお聞きになりたいと解釈しました。 ↓の方々が言われているように、未然は「ず」、連用は「たり」などに接続しますし、四段活用では活用語尾が違います。 一応、こういった基本的なことはマスターしているという前提で、実際的な解法の話をします。 テストで実際に問われたときに混乱するのは、上一段・下一段など、未然・連用が同形の場合の見分けです。 時を 経(へ)まほし この「経」の活用形を聞かれても、未然か連用かの見分けは難しいですね。 こうした場合は、未然と連用が同形でない、四段活用の動詞を代わりにあてはめてみます。 仮に、「知る」を入れてみましょう。 すると、「知らまほし」となりますから、これは未然形接続であることがわかります。 ただ、これが「知りまほし」なのか「知らまほし」なのかが、感覚的にわかるレベルに達していないと厳しいですね(汗) 感覚も知識も何にもない、ならば、やはり地道に勉強するのが、結局はいちばんの早道だと思います。 次のような順で学ぶのが、効率的だと思います。 1.動詞・形容詞・形容動詞の活用形 (これは、一日みっちりすればマスターできます。) 2.助詞の種類 (これも、がんばって一日で整理!) 3.助動詞の意味・用法 (これがいちばん大変ですね。活用形、意味ももちろんですが、上の用言が何形で接続するかを確実に覚えましょう。) 以上、一週間死ぬ気でがんばれば(笑)、とりあえず学習に取り組めるだけの底力はつきます。 文節の区切りについても、そこからの話だと思います。 本当のスタートはそれからですね。 なお、オススメの本を一冊ご紹介します。 「0からわかる古文」 武藤元昭 著 (ライオン社) 箇条書きではなく、散文の形で 辞書の選び方から、懇切丁寧に解説していますが、 全部読む必要はないと思います。 実際に問題を解いていて困った時に、 該当するページを読んで下さい。

ersasa2
質問者

お礼

親切、丁寧、かつポイントが絞ってあって、 お優しい気持ちが伝わってくる回答。 本当に貴重なお時間割いていただきありがとうございます。 心から感謝申し上げます。 頑張ります、頑張らせます。

その他の回答 (4)

noname#14748
noname#14748
回答No.4

他の回答者も書かれているように、これに全部回答するには、ちょっとしたテキストくらいの文章を書かねばなりません。多分テキストはお持ちでしょうから、一部の回答をしておきましょう。 ・未然形、連用形の違いがわからない。  他の活用形(終止・連体・已然・命令)を除いてこの二つを挙げられたのは、未然と連用が同形になる場合のことでしょう。  動詞の「上一段・下一段・上二段・下二段」各活用、形容詞の「ク系列」の活用では、未然と連用が同形になりますね。例を挙げておきましょう。           未然 連用  「射る」(上一) い  い (活用語尾 以下同)  「蹴る」(下一) け  け  「起く」(上二) き  き  「兼ぬ」(下二) ね  ね  「美し」(形容詞)く  く (ク活用の場合)  だいたい、活用とはその下にどんな語が続くかで語尾が変化することをいいます。中学時代に現代語の文法(いわゆる口語文法)を学習した時、未然・連用・終止・連体・仮定・命令の活用形に続く代表例として「ない・う」「ます」「。」「時」「ば」「(命令)」というのを教わったと思います。古語の文法でも一部違いますが「ず」「たり」「。」「時」「ども」「(命令)」が続く代表なので、これは覚えてください。ただし、動詞に限ります。  さて「未然形」は「いまだ然らず=まだそうなっていないこと」を意味し、「ず」(打ち消しの助動詞)「む」(意志や推量を表す助動詞)「ば」(仮定条件を表す助詞)などが続きます。  対して「連用形」は「用言に連なる形」を意味しますが、実はこの形が表れるのは少なく、強いて言えば「起き出す」などがあります。その点形容詞は「美しくなる」(「なる」という動詞は用言の一つ)というのがありますね。むしろ「連用形」は、「たり」(過去や完了を表す助動詞)「き」(過去を表す助動詞)「けり」(過去や詠嘆を表す助動詞)「て」(接続助詞)などが続きます。  ということは、学習が進んで「助動詞」「助詞」を学習して、それらが「動詞の未然形に接続する」か「動詞の連用形に接続」するかで、逆に直前の動詞や形容詞が、「未然形」なのか「連用形」なのかが分かる、という仕組みなのです。少しは理解の足しになったかしら。

ersasa2
質問者

お礼

丁寧すぎるほどの回答ありがとうございます。 とてもわかりやすく感謝いたします。

noname#135125
noname#135125
回答No.3

現代文で未然形と連用形が同じ形をしている場合の見分け方のページがありましたので貼ってみます。

参考URL:
http://ronsaku.at.infoseek.co.jp/ura1.html
ersasa2
質問者

お礼

ありがとうございます。 参考になります。

  • fuyumerei
  • ベストアンサー率22% (28/123)
回答No.2

二年で ・未然形、連用形の違いがわからない。 ・文節の区切りがわからない。 などは、失礼承知で、しんどいかもしれないですね。文字で説明も限界があります。 私の他に素晴らしい回答がでるかもしれませんが、学校の先生に聞くのが一番いいのではないでしょうか? 担当教諭が嫌いなら国語の評判のいい先生に聞くものいいでしょうし。 (予習みたいですが、わからなければ、一回分の予習なんて無視していいんです!(?) あとで先生に聞けばいいんです。復習すればいいんです。) 1.勉強の仕方 も含めて相談してみてはいかがですか? 申し訳ありません。回答になっていない回答ですが、私の考える最善の回答です。

ersasa2
質問者

お礼

ありがとうございました。 そうしてみます。

noname#20813
noname#20813
回答No.1

もう大学生ですが、昔を思い出してのアドバイスです。 私自身の経験ですが…まずは慣れが大切だと思います。現代ではもう使われない言葉ですし。慣れて抵抗がなくなったら、文法が命だと思います。 学校で、古文の文法を扱っている教科書あるいは参考書は使っていませんか?それをマスターすることから始めれば良いのではないでしょうか?それに載っている練習問題を解くと、活用など自然と頭に入ってくると思います。とりあえず一通りマスターしたというのなら、古典を色々読んでみてはいかがですか? 文章を読む上では、助動詞をマスターできるか否かが、キーになるんじゃないでしょうか。助動詞によっては意味がすごく多いのです。 私は、分からないなりに辞書を引きまくるということもやりました。最初は変なところで文節を区切っていて、単語が見つからないということも多々ありましたが、感覚的なものではありますが、次第にそのようなこともなくなりました。おそらく品詞を意識できるようになっていたのだと思います。 古文に限らず漢文でも当てはまると思うのですが、マンガが意外にも重宝しますよ。まずマンガで何を言っているのかを理解してしまえば、おおまかな意味をつかめるため、文法が分からないということも減ると思いますから。

ersasa2
質問者

お礼

具体的なアドバイス大変参考になります。 今もわからないながらも文節を切っては辞書を引くを繰り返していました。 とにかく時間がかかります。 基本がマスターできていないのですからそのつけが回ったのでしょう。 授業をしっかりきいて問題を繰り返すのが有効かもしれませんね。 ありがとうございました。

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