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古文の逆接がわかりません
古文の接続のところで勉強がとまってしまいました。使っているのは「マドンナ古文」です。これまでか原理がわかって暗記をするだけでよかったんですが、接続は何のためにあるのかもわかりません、 未然形接続:る・らる・す・さす・しむ・ず・じ・む・むず・まし・まほし 連用形接続:き・けり・つ・ぬ・たり・たし・けむ 終止形接続:べし・らし・まじ・らむ・めり・なり 連体形・体言接続:なり、たり、ごとし の使い道がわかりません、例をつかって教えてほしいです。お願いします。
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- ichao
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助動詞の意味を見極めるためです。 よく例に出されるものが、『土佐日記』の冒頭、 「男もすなる日記といふものを、女もしてみむとてするなり」 (男性も書くという日記というものを、女性である私も書いてみようと思って、書くのだ) ここに「なる」「なり」という言葉が二つありますね。どちらも助動詞で、終止形(基本形)は「なり」。 ところが、「なり」の上の言葉は「す」(サ変動詞「す」の終止形)と「する」(サ変動詞「す」の連体形)です。 同じ「なり」でありながら、「終止形」の下につく「なり」と、「連体形」の下につく「なり」があるわけです。終止形接続の「なり」と連体形接続の「なり」ですね。 終止形接続の「なり」は伝聞・推定(~という、~と聞いている、~ようだ)の助動詞です。 連体形接続の「なり」は断定(~だ、~である)の助動詞です。 つまり、助動詞の違いを理解する手段として、接続による分類があるのです。 「なむ」という語を例に取ってみましょう。 1.行かなむ(行ってほしい) 2.行きなむ(きっと行くだろう) 3.もと光る竹なむありける。(根元が光る竹があった) 4.死なむ(死ぬだろう) 4つとも「なむ」という語が含まれていますが、どれも違う言葉です。 見分けるために、「なむ」の上にある語(接続)に注意しましょう。 1は願望を表す終助詞で、上にくる言葉(接続)は未然形。 2は完了(確述・強意)の助動詞「ぬ」の未然形+推量の助動詞「む」の終止形・連体形で、接続は連用形。 3は係助詞の「なむ」で、係り結びを作る。文末は連体形になる。接続は、体言・連体形・助詞など。 4はナ変動詞「死ぬ」の未然形+推量の助動詞「む」の終止形・連体形。 同じ「なむ」でも、いろいろな言葉があるのです。それを判断する方法のひとつとして、接続が使われるのです。 おわかりになりましたか?
- luune21
- ベストアンサー率45% (747/1633)
「マドンナ古文」読めばわかると思うんですけどねぇ…… 問題:次の助動詞「ぬ」「ね」の意味は? ・はかばかしからぬ身 ・馬ゐて参りぬ (答えは、「マドンナ古文P106~P107」に書いてあります) これなんかは現代口語と同じなので、接続をしらなくてもわかる思いますが、 助動詞は、このように接続によって意味が変わってくるので、接続問題が重要に なってくるのです。 しかし、けっこう覚えるのって大変ですよね。ここは無理しないで、 「接続って大切なんだなぁ」ってくらいにして、とりあえず、 先に進みましょう。 あとは毎日少しずつおぼえていくようにすればいいと思います。 8章くらいからしばらくは助動詞が連続して章立てされていると思いますが、 それらの章でも具体的な接続についての解説がありますので、 まずは先に進んでじょじょにならしていいたほうがいいですよ。 最後は全接続暗記を目標としてください。 おそらく、助動詞の章が一番ハードな峠です。そこを乗り越えて敬語へ進めば、 古文得意!という頂上が見えてくるはずです。がんばってください。 もし、しっかり読んだ上でわからないのなら、具体的にどこがどうわからないのかを 質問したほうが有効だと思います。
お礼
ありがとうございました。あと題名間違いました、逆接ではなくて接続でした。