- 締切済み
コマクサの発芽について
大学の卒業研究でコマクサの種子を扱うことにしました。研究室で実験に用いるコマクサを発芽させたいのですが、今まで私の研究室では発芽に成功したことがありません。どなたか適切な前処理法と発芽法をご存知の方がいらっしゃれば、教えてください。 使用するのは八ヶ岳横岳~硫黄岳で2004年に採取した種子(乾燥したものと4℃で冷湿処理したもの)です。よろしくお願いします。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
みんなの回答
- suiran2
- ベストアンサー率55% (1516/2748)
回答No.1
草津元白根山コマクサ群落復活物語 日本で最も手軽にコマクサが見られるところは,草津元白根山です。東京のある薬科大学が,薬効を調べるために多量に持ち帰りまして,盗掘と相まってあっという間に絶滅寸前まで行きました。 これを復元させるために当時の吾妻営林署と草津営林署(現在の吾妻森林管理署と草津森林事務所279-88-3266)が主になりまして,実生を育て中学生等がそれを移植することにより群落の復元に成功しました。 その際に発芽で重要なことは,(1)無雪での冬越し(草津は雪中で冬越しです)は灌水が重要。(2)発芽床の小石は,火成岩母材で水はけがよいものであること。(3)発芽には1~4年ほどかかること。等だったように記憶しています。 詳しくは何十年も前のことですから忘れました。上記事務所に問い合わせれば,学術目的ならお答えいただけるかも知れません。 どのような目的なのかわかりませんが,現在では高温多湿にも耐えられるコマクサがあるはずですが…。参考になりましたなら…
お礼
回答どうもありがとうございました。八ヶ岳に生育するコマクサの砂礫地への適応などについて生理生態的な研究をする予定です。 教えていただいた事務所にアクセスしてみようと思います。