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クラシックについて勉強したい!
クラシックについて勉強したいと思うのですが、初心者にも分かりやすい、サイトってありますか? 教えて下さい! 具体的には、オーケストラの歴史や作曲家の話などが知りたいです。 よろしくお願いします。
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あなたの注文とはずれますが、中村紘子「チャイコフスキー・コンクール ピアニストが聴く現代」(中公文庫)はすごい本ですよ。 まだお読みでないと独りぎめしてお話しますと、読後まず思ったのは、天は二物を与えず、なんて嘘っぱちだなと。ピアニストとして超一流の作者が(正直な話、彼女の演奏を聞いたことがないのです。「赤頭巾ちゃん気をつけて」で芥川賞受賞の庄司なんとかの夫人とだけ承知してましたが、この本一冊で、いかに彼女が超一流の世界的ピアニストであったか聴かずともわかりました。いまは彼女のピアノが聴きたくてたまらない)端倪すべからざるその筆力で、コンクールを舞台に、クラシックという繊細な音色の世界を、きらびやかで、的確きわまりない表現力で描いています。「描いておられます」と敬語を使いたいくらい。 抱腹絶倒の一次審査風景を描いたと思うと、「優秀な凡才の方が個性の強すぎるはみだし者の異才よりもはるかに有利なチャンスを手にする」コンクールという舞台では栄冠を獲得できず、世に埋もれたままになるピアニストについて、「あれほどの芸術性を秘めたシューベルトのソナタに、私は二度と出会うこともないかもしれない」と嘆いたりする。 クラシックの世界とは男尊女卑の世界で(この本の出版は昭和63年で、いまは事情がかわっているのかもしれませんが)、楽団の権威や威信にかかわるとして女性のオーケストラ入団には露骨な反感がしめされたこと。「当時、女性に向いているとされたのは、ピアノ、ハープ、リュートなどで、フルートとなるとすでに男性は眉をひそめ、バイオリン、チェロにいたっては女性の優美さを積極的に醜くかつ滑稽に見せるもの、見苦しいものと分類された」その背景には、「すべてが神とその宇宙に密接の結びついていた中世以来、ヨーロッパ人にとって音楽とは宗教的尊厳(即ち神)そして世俗的尊厳(即ち君主)の象徴とみなされてきたものであり、要するに権力、男らしさ、英雄的なもの等々の象徴であったから」と。 どのページ、どのページにも紹介したい話があって、もうきりがないからここで終わり。あとはお読みください。
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- ademu2
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簡単なところでしたら http://www.yamaha.co.jp/edu/student/museum/index.html 浅く広く知りたいと思ったら参考URLがよいでしょう。
お礼
2つもサイトを教えてもらってありがとうございます! 早速、勉強します。 特に、http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9F%B3%E6%A5%BD のサイトは色々書いてあってよかったです。 本当に、ありがとうございました。
- k_riv
- ベストアンサー率57% (105/183)
以下のURLで如何でしょう。
お礼
ありがとうございます! 沢山の作曲家の話などがあってとても勉強になります。 頑張ります!
お礼
とても丁寧に解説をしてもらってありがとうございます。 文章を読んだだけで、言いたい曲の表情が分かる気がします。 早速、アマゾンで検索してみたところ思ったより安かったので、購入しようと思います。 本当にありがとうございます。