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ので と での使い分け
マキさんは電車の事故で、30分ぐらいおそく来ました。 解答は事故で・・なのですが 1 マキさんは電車の事故だったので、30分ぐらい おそく来ました。 2 マキさんは電車の事故なので、30分ぐらいおそく来 ました。 この二つの文章だと、どうして不正解なのでしょう? 教えてください。
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「ので」 は理由や言い訳をソフトに伝えますから、よさそうなものですが、 「マキさんは電車の事故だ(だった)」に違和感を感じます。「名詞1は名詞2だ」という構文は基本的には名詞1イコール名詞2 という表現ですから、 (例 わたしは日本人だ) マキさん=電車の事故 というおかしなことになります。 マキさんは電車の事故に遭ったので とか 電車の事故があったのでマキさんは などになれば 違和感はなくなります。 「で」 は理由を示す一番簡潔な表現です。 地震で家がこわれました テロでたくさんの人が死にました 結婚で退職しました etc. しかも「で」そのものには時制がなく文末の時制に従いますから、 事故で遅く来ました と過去にも 事故でおそくなりそうです と近未来にも そのまま使えます。 どういう種類の試験で、どういう設問なのかがわかりませんが、「で」が一番スッキリしている事は確かです。
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- merlionXX
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正解がでてしまったようなので、「ので」の使い方を・・・。 マキさんは電車の事故で、30分ぐらいおそく来ました。 1 マキさんの30分遅刻の理由は電車の事故だったのです。 2 遅刻の原因は電車の事故なので、マキさんの責任ではありません。
- unimelsa
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マキさんが「電車の事故そのもの」だったわけではありません。 この場合の「だった」「ので」は理由の説明になっていないからではないでしょうか。 無理やり使うなら 1 マキさんの電車は事故だったので… 2 マキさんは電車が事故なので… となれば事故が電車にしか掛からなくなりますからマキさんの遅刻の理由になりますが、これも日本語としては正しくないでしょう。 もっと重箱の隅をつつくなら マキさんは電車の事故で、30分ぐらいおそく来ました。ではなく マキさんは、電車の事故で30分ぐらいおそく来ました。 とするとスマートかもしれません。前者だとマキさんが電車の事故そのものだったので、遅刻してしまったとも取れなくはありません。 しかしながら乗客のマキさんが事故そのものであるわけがないのでどの文章でも意味は十分に伝わるはずですが、学問の世界では正解とならないのでしょうね。