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偉い人のする演説のことを何といいますか?

質問するカテゴリーがよくわからないので、こちらでお尋ねします。 天皇や将軍などの偉い身分の人がする演説のことを表す言葉が何かないでしょうか? 大統領なら「演説」でいいと思うのですが、「将軍が演説する」というのはどこかしっくりこないのです。 ご回答よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.5

「演説」という言葉は、明治時代になってから、福沢諭吉がspeechの訳語として作ったものです。 基本的に日本の貴人には、そもそも人前に自ら姿を現すという習慣がありませんでした。 例えば武士で言っても、自分が使える主君に直接「御目見え」がかなうのは、 一定以上の身分がある者に限られる、その場合にも、例えば主君に直接口をきく、 直接主君の顔を見ることは厳禁、といった具合でしたから、 まして天皇や将軍が「演説」する事は、ありえない事だったと言えるでしょう。 承久の乱の折に、北条政子が自ら御家人衆に檄を飛ばしたと伝えられる事などは、 それこそ例外中の例外だと思います。 蛇足ですが、君主が直接発する言葉のことは「綸言」でいいと思います。

BiHoo
質問者

お礼

「綸言」ですか、ありがとうございます。 貴人が直接庶民と話すのはないといっていいくらいなんですね~~~。ありがとうございました。

その他の回答 (6)

  • corochan
  • ベストアンサー率40% (24/60)
回答No.7

天皇の言葉や、天皇の命令を伝える文書は、【詔(みことのり)】や、【勅語(天皇の言葉)】、【宣旨(天皇の言葉を述べ、伝えること。また、その文書)】【詔書(天皇の言葉を公示する公文書)】という言葉があります。 演説という言葉は、福沢諭吉が【スピーチ】の訳語として用いたのが始まりで、「多くの人の前で、自分の意見や主張を述べること。自分の考えをとうとうと述べること」という意味をもちます。 将軍などが当時使っていた言葉は、見当がつきません。

BiHoo
質問者

お礼

詳しいご説明ありがとうございます。演説は福沢諭吉が用いたのですが!びっくりです。新しい言葉なんですね。

noname#14748
noname#14748
回答No.6

 将軍が「征夷大将軍」を意味するなら、そのような地位にある人物が直接大勢の人に語りかけたという記録も、内容も知りません。天皇に関しては、「詔書」とか「勅語」、「おことば」として記録されているようです。しかし、実際は誰かの手で起草された文書を朗読する例が普通だったようです。明治以後のその類のものは、下のサイトにまとめられています。 すごい量ですね。

参考URL:
http://www.geocities.jp/nakanolib/shou/sakuin.htm
BiHoo
質問者

お礼

やはり将軍のような立場の人が大勢の人に語りかけると言うことはなかったんですね・・・。ありがとうございました。

回答No.4

他人から選出された大統領や首相と異なり、天皇や将軍はもともとの高い身分と資格を持っていますので、下々の前に姿を現して自分から演説することはありません。 演説する必要がない、と言えましょう。 天皇が演説したというのも記憶がありません。 せいぜい「宣言」まででしょうか。

BiHoo
質問者

お礼

そうですか・・・。情報ありがとうございました。

回答No.3

天皇の命令は詔(みことのり)ですが、特に宣言するような場合は大きいという言葉をつけて「大詔」とし、これを発表することを「大詔を喚発す」などと表現されるようですね。太平洋戦争の開戦時、敗戦時にはそれぞれ大詔が渙発されたそうです。ただ、演説などをしたわけではないですが。 将軍の場合はちょっと見当が付きません。

BiHoo
質問者

お礼

そうですね、やっぱり「演説」とはちょっと違うんですね。ありがとうございました。

  • micchan32
  • ベストアンサー率22% (240/1054)
回答No.2

「演説」の同義語ですよね。 他に「弁づる」ぐらいしか無いと思うのですが...。

参考URL:
http://www.gengokk.co.jp/thesaurus/
BiHoo
質問者

お礼

参考URLありがとうございました。調べてみます。

noname#15040
noname#15040
回答No.1

あまり、天皇や将軍が、大勢を前に説を述べるという場面が日本史には、登場しませんね。「詔を発する」位でしょうか。文化の違いと思います。

BiHoo
質問者

お礼

そもそも演説すること自体なかったんですねぇ。ありがとうございました。

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