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血の日曜日事件について
よろしくお願いします。 「坂の上の雲」などにも書かれていますが、ロシア革命のきっかけとなった「血の日曜日事件」で、民衆を扇動した神父が、実は憲兵隊(…だったかな?)のエージェントで、かなりな金銭を受け取っていたという話なんですが。 金を出した当局の意図がわかりません。 金を出して神父を操っていたということは、当局としては民衆暴動が起こって欲しかったってことでしょうか? そんなことをして何の得になったんでしょう? 現にこの事件をきっかけにロシア民衆は反皇帝側に走ってしまったわけで、まさか当局が皇帝打倒を企てたわけでもないですよね? それとも、事件が革命につながったというのは後世の私たちから見て結果的に言えることで、当時の情勢からはまた別の意図があったってことでしょうか。 皆様の知識をお貸しください。
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当局が労働運動や民権運動を先導して、当局が武力弾圧・鎮圧する、という効果を狙ったもので、歴史が前後しますが、中国の天安門事件のような効果を期待していたんでしょうね(趙紫陽・胡耀邦の失脚)。 それが裏目に出てしまったのが、ロシア革命ですね。
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- gugestyper2
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回答No.1
「労働運動を鎮圧しようとした皇帝の差し金」という仮説もあります。 結果的には逆効果になっちゃった訳ですが。
質問者
お礼
さっそくのご回答ありがとうございます。 ということはつまり、「いちいち潰すのが面倒だからひとまとめにしたところをバシッと叩こう」と考えていたのに、民衆の人数が扇動する側の意図以上の規模になっちゃって、血の雨が降ったってことでしょうか。
お礼
なるほど。裏目に出るも程があるという気もしますが、要するに当時の帝政側は民衆運動をナメてたわけですね。そんなマネをしてタダで済むはずがないのに。 ありがとうございました。