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宅建と比べた通関士試験の難易度について
今年の通関士試験を受験しようか迷っています。 平成10年宅建に合格しましたが私にとってはかなりハードな試験でした。 通関士と宅建の試験の難易度を比較して通関士試験の方が難しいなら受験を諦めるつもりです。 どなたか両方受験した方がいらっしゃいましたら感想をお聞きかせください。 今月中に受験するか決断し決まればスクールに入って集中して勉強開始するつもりです。 よろしくお願いします。
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貿易事務の仕事をする上では必ずしも通関士の資格を取る必要はないと思いますよ。実際商社でも営業や貿易事務をしている方で通関士試験に受かっている人はほとんどいませんから。 通関士の資格をとっても弁護士や税理士のように独立開業できないんです。通関業法で規定されていますが、通関士試験に合格した人が通関業者(通称乙仲)に雇用され、その後その通関業者の営業地域を管轄する税関長から「確認」を受けて初めて通関士になれます。 ただ、この「通関業者(例:日本通運、FEDEX等)」には通関士が不可欠で、「1営業所に付き最低1名以上の通関士を設置する」義務があります。(例外:通関士設置義務のない地域の営業所では任意) そして、税関に対してする通関業務(内容は勉強して下さい)は通関士がその提出書類の内容を審査の上記名捺印しなければ税関に提出できない規定になっています(記名、捺印は現在NACCSシステムが主流でパソコンモモニターでの審査と通関士識別番号の入力に変わっていますが)。 ということで、通関士は「通関業者」に勤めるのであれば大いに役立つ、という事になります。 ちなみに私の会社では通関業務は全て外部依託ですので、資格はありますが通関士ではありません。
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- meatloaf
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最も大変だったのは関税法・関税定率法および関係諸法令でした。とにかく範囲が広く、毎年かなりの頻度で法改正もある上、条文以外に財務省・通産省・税関からの通達等が根拠となる問題も頻出されます。 また、受験経験者は皆苦しんだと思いますが、関税定率表別表から出題される所属の問題はその気になれば出題範囲は無限!ですので、暗記では全く歯が立ちませんでした。 そして全3科目が計7部門に分割されその内の4部門に足切りラインが設定されており、1部門でも合格ラインを割れば不合格になる(それ以降の採点はしない)という採点方式なので、自己採点の度に悔しい思いをしました。
お礼
範囲が膨大で過去問とスクールに頼るだけでは厳しそうですね。 貿易事務関係の仕事につきたいのですが貿易実務検定C級(これから受験予定)だけでは不安だったので自分に付加価値をつけるためにも通関士試験にチャレンジしようかと思いついたのです。 meatloafさんは商社でお仕事されているようなのでご存知でしたらまたまた教えていただきたいのですが貿易事務の仕事で通関士の資格があると有利なことってありますか?
- meatloaf
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平成15年度通関士試験に合格した者です。 宅建主任には興味が無く、勉強も受験もした事がないのですが、通関士試験は問われる知識の専門性が高いため個人的には宅建主任試験よりも難しいと思っています。 受験者数は宅建に比べれば少ないですが、データでは毎年合格者が1,000人前後(合格率10-12%)、開設から今日までの合格者総数が30,000人程度となっています。(これには乙仲や税関に20年以上勤めたご褒美で通関業法だけ受かればOKの人数も入って、ですが) ちなみに商社で貿易の経験を10年近く積んだ人間が受験して4回目でやっと受かりました(全て独学、かつ内2回はなんちゃって受験でしたけどね)ただ、現在記述式が以前の論文形式から空欄補充式に変更になっているため取りやすくなった事は確かですが、勉強のポイントを間違うと半年程度スクールに通っても合格は難しいですよ!
お礼
meatloafさんアドバイスありがとうございます。 でも具体的にどの辺が難しいのでしょうか? テキストをチラッと見ただけですが、民法のように意味不明なこともなかったし過去問をおさえれば合格できるようなことも書いてありましたが・・・。 meatloafさんがご苦労されたのはどんなところですか?
お礼
いろいろ教えていただきありがとうございました。