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CV法による錯体の安定度定数(生成定数)の決定について
- 化学の勉強をしている学生が、卒業研究で錯体の安定度定数をCV法で測定する必要があります。しかし、酸化還元電位の測定から安定度定数を求める方法がわかりません。
- 特に熱力学的に、電位の測定と平衡定数の関係について具体的に理解することが困難です。
- 知識のある方からのアドバイスや参考書の紹介が欲しいです。
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前回は多少突き放しましたが、やはりとっかかりは必要でしょう。 他の文献を探していたら偶然、次のページにあった文献。(爆) Cyclic voltammetric analysis of pH-dependent complex formation equilibria in anion coordination chemistry Talanta, 1995, Vol 42, 1663-1673 A.Domenech, E.Garcia-Espana, and J.A.Ramirez. Univ. of Valencia. 内容は[Fe(CN)6]4-、[Co(CN)6]3-などとポリアミノ配位子との付加平衡のpH依存性から錯体の安定性を論じたものです。多少、数式がメンドイので(高等数学は一切無い)、全部は読んでません、悪しからず。 "Talanta"は有名な分析化学の雑誌なので近くで手にはいると思います。 <(_ _)>
その他の回答 (1)
>>今度4年に進学し、卒業研究で錯体についての研究をやることになったんです。 ご苦労様です。 >>特に熱力学的に、電位の測定から平衡定数への数学的な結び付け方がわかりません。 一言で言えます「ネルンストの式」をちゃんと自分で導きなさい。 電気化学の教科書か、物理化学の「厚め」の教科書の、電気化学の項目を「全部」読んで下さい。 ネルンストの式で標準(酸化)還元電位からの変位部分に「濃度」の項がありますからそこに何を入れたらよいか考えて下さい。 また標準(酸化)還元電位と変位部分を分けないGibbsの自由エネルギーだけの表記で、電位と平衡とが結びつきます。 それを理解するのが卒業研究の目的だと言っても良いでしょう。 <(_ _)>
お礼
ありがとうございます。講義で使った物理化学などの教科書が何冊かあるので、見てみます。
お礼
講義で使用した物理化学の本(ムーアの基礎物理化学・東京化学同人)を読んでいたのですが、難しくてなかなかわからなくて正直困っていたところでした(^_^;)ニュアンスは理解できるのですが、なかなか厳密な理解までいかなくて・・・(>_<) 早速この論文を探して読んでみたいと思います!ありがとうございます!!