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遠くのものが小さく見える理由
幼稚園の頃からずっと疑問に思っているのですが・・ 「何故遠くのものが小さく見える」のか解りません。 光の屈折によって、物の見え方は変わりますが、 遠くのものが小さく見えるのは変わりません。 光が放射状に広がっている(?)からなのでしょうか? だから、離れるほど、広域に光が届くとか? ずっと気になっていますので、どうかよろしく お願いします。
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物体とレンズの距離と、網膜上の実像の大きさが反比例するからです。 (また、肉眼で見た場合だけでなく、カメラで撮影しても、遠くのものは小さく写ります。) この理由は、凸レンズの性質によります。 http://www.max.hi-ho.ne.jp/lylle/print/p_hikari.html このページの下側に、物体・レンズ・スクリーン上の実像の関係が図解されていますのでご覧ください。物体がレンズから離れるほど、実像が小さくなることがわかります。実際に、ご自分で作図してみれば、すぐ納得できるでしょう。 幾何でいう「相似」で考えれば、 物体とレンズの距離:物体の大きさ=実像とレンズの距離:実像の大きさ が成り立つことがわかります。上の比例式を変形すると、 物体とレンズの距離×実像の大きさ=実像とレンズの距離×物体の大きさ ヒトの眼は、カメラと異なり、レンズとスクリーン(網膜)の距離を一定にしておいて、レンズの焦点距離を変えることでピントを合わせます。そこで、 実像とレンズの距離×物体の大きさ=一定 となりますので、 物体とレンズの距離×実像の大きさ=一定 したがって、物体とレンズの距離と、網膜上の実像の大きさは反比例します。これが、遠くのものが小さく見える理由です。
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- ohkamisan
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質問の内容とやや違いますが、 ものの大きさと距離との関係は 目がひとつ(片目)で見た場合、 その人の視力が2(遠近の違う物体を 見てボケが無い状態)ぐらいだとして 周囲に比較できるものが無い空間 例えば雲ひとつない空を見てそこに 実際は違う大きさの風船が浮かんで いたとして、2つが全く同じ大きさ に見える場合、どちらが近いか判定 できません。網膜にはその2つが 同じ割合で視野の面積をしめるから です。 2つの目で見た場合、違う角度から それぞれの目に物体の影が映ります ので、脳の経験から角度の差を認識 し距離の違いを判定します。
お礼
二つの目で物を見ると距離感がつかめる理由が 解りました。 ”角度の差”だったのですね。 ありがとうございます。 皆様のおかげで、長年の疑問が解決できました。
- ohkamisan
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人間の目の構造がレンズを持ち 1点ではなく、広範囲の光を同時 に集める為です。 目が真正面の一方方向を見ていても、 目が光受けとめる範囲が中心から 上下左右に約35度から45度 (この角度は個人差もあり推定値) あり、その光を網膜を通じて脳が 認識します。 近くにあるものはその光を感じる 範囲が広いので大きく、遠くにある ものはその個々が光を感じる範囲が 狭いので小さくと脳が判定しています。 以上。
お礼
人間の目には、そのような特性があるのですか! 光の捉え方のが一方ではなく数十度あるとは。。 おぼろげに自分が感じていた答えに近くて なんとなく自分もあっていたのかなぁと ちょっぴり嬉しく思います。 ありがとうございました
- tokimeitemio
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遠近法が働くからだと思います。
お礼
早速の回答ありがとうございます。 しかし、遠近法とは・・・ 「遠くのものが小さくみえる」 という現象を、絵画という平面の中で 表現するための一つの美術的技法でしたよね? ・・難しいですね。。 何故、遠くのものは小さく見えるのでしょうね?
お礼
ご丁寧な回答ありがとうございます。 凸レンズの図解のページは非常に解りやすく 私でも理解できました。 なにげない事でもいろいろ科学的に証明されているのですね。 ありがとうございました!!