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本部が仕入れて発送する場合の営業所ごと損益の出し方
単一商品でサイズが20種類くらいある商品を仕入れて、販売しています。東京にある本部で全て仕入れて、本部及び、各営業所の営業が上げてくる報告に従って、原則として本部から顧客に発送しています。 この月次決算を組みたいと思うのですが、各営業所の損益を出すための売上原価の出し方に悩んでいます。 在庫が本部にしかないので、売上原価を出すための式、月初+仕入高-月末棚卸高が役に立たないと思うのですが、どうでしょう。こういう場合は、どういう方法があるのでしょうか。 一応、仕入、販売、在庫は、弥生販売で管理しています。 うまく説明できなくてすみませんが、どうか、お知恵をお借りできたらと思います。
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#1の追加です。 月初+仕入-期末=285,300円が売上原価ですから、この原価を672個で割ったものが単価になります。 これで、各事営業所に配賦することとなります。 本格的に部門別の利益管理をするばあい、本部経費の配賦・在庫の金利負担の配賦・資金負担の金利配賦などの問題もあります。 お近くの商工会議所に相談できますから、一度いかれたらいかがでしょうか。
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こんにちは。 素人です。 >月初+仕入高-月末棚卸高が役に立たないと思うのですが、 というよりも、棚上棚卸がゼロになるのですから、「売上」即「仕入」となり、より簡単になるだけだと思います。 この問題と、 >在庫に関しては「最終仕入原価法」を採用していますが、 >理論上の売上原価と無視できない差が出てくる場合もあるみたいで これは別の問題と考えたほうが宜しいかと思います。 最終仕入価格を原価にするやり方では、会計ソフト上の売上原価と実際の原価にある程度違いが出て当然と思います。 実際、ウチの会社でもそれに近いことをやっていますが、毎年何百万単位の修正が出ます。 但し、後になって利益が減らないように、「常に高いほうに合わせる」やり方をしています。 「先入れ先出し」であれば誤差は少なくなりますが、処理が面倒であれば、別に切り替えなくても良いのではないでしょうか。 あとは、 「営業所の損益」を考える場合、考え方次第で様々な方法があると思いますが、 「本部のコスト」というものは考えに入れなくて良いのでしょうか。 よくある考え方ですが、本部から営業所に対しては、一定額を乗せて「卸」し、営業所はその価格を原価として損益を出します。 本部と営業所がまるで別会社のように、独立採算を取るというのはどうでしょうか。 お手持ちのソフトでできるかどうか分かりませんが、これですと、 一年間通じて、好きな価格で営業所の原価が設定できますし、実際の「営業所の損益」に近い数字が出るわけで、 管理する立場からも喜ばれると思いますが。
お礼
>これは別の問題と考えたほうが宜しいかと思います。 >最終仕入価格を原価にするやり方では、会計ソフト上の売上原価と実際の原価にある程度違>いが出て当然と思います。 そうですよね。いわゆる「後入れ先出し」になってると解釈すればいいのですね。管理上、すぐに粗利が出てくるソフトの利点は捨てがたい部分もあるので、差額というんですか、それをどう配賦するかを考えた方がいいような気がしてきました。 売上げの後に商品台帳の「売上原価」部分を修正した時、売上げレポートの粗利にも反映すればベストなんですが・・・。いじってみた所、反映しなさそうでした。 「本部コスト」については、本支店会計のようなものと考えていいのですよね。最終的には内部利益控除をする、というやつ。 それも考えたのですが、営業所といっても営業員が一人いるだけなので、独立採算を取るほどのものではないのです。ただ、本部の手間は明らかにあるので、それをどう配賦するかは、考えなければなりませんね。 丁寧にアドバイスしていただき、少し頭がすっきりしてきました。ありがとうございました。
本部で在庫を持つことになりますから、各営業所の販売数量=仕入数量です。 本部の仕入原価×各営業所の販売数量=各営業所の売上原価になります。
補足
回答、ありがとうございます。 ただ、その肝心の「本部の仕入原価」をどう算定すればいいのかがわからないのです。仕入単価は仕入時により、違いがあります。 弊社は、在庫に関しては「最終仕入原価法」を採用していますが、この場合、その販売した月の前月の最終仕入単価を「本部の仕入原価」と考えればいいのでしょうか。 ちょっと計算してみたのですが、いくつかのケースでは、理論上の売上原価と無視できない差が出てくる場合もあるみたいで。 たとえば、 月初棚卸高 462×単価450円(前月最終仕入れ単価)=207,9005円 月中仕入 1回目 400×単価450円=180,000円 2回目 1000×単価540円=540,000円 月中販売 672個 月末棚卸高 1190×単価540円(当月最終仕入れ単価)=642,600円 とすると、正しく計算すると、月初+仕入-期末=285,300円が売上原価ですよね。 でも、月中販売を単価450円として売上原価を計算すると、302,400円になってしまいます。 素人目から見ると、すごく差があるように感じてしまうのですが、いかがでしょうか。
補足
>月初+仕入-期末=285,300円が売上原価ですから、この原価を672個で割ったものが>単価になります。 >これで、各事営業所に配賦することとなります。 やはり、その計算が正しいですよね。そうすると、20種類のすべての単価を月末に計算して1種類ずつ配賦していかなければならないのか、結構な手間ですね・・・。しかし、正確さを重要視すると仕方ないのかな。 なんか、今の販売管理ソフトって、ここまでフォローして欲しいな、というのが本音ですね。どうせ仕訳直送ができるようにしてるのなら。 あと、金利の配賦は見落としていましたね。ありがとうございます。運賃と銀行の手数料の配賦は考えていたのですが、確かにおっしゃる通りです。 商工会議所は、青色申告会も同じなんですが、非常にまっとうなアドバイスしかしてくれない印象があります。手間や時間を考慮して、ここらへんまでは大雑把にやってもOK、というような実務的かつ、実際的なアドバイスが欲しいんですよね、経理担当者から言わせると・・・。そのあたり、どうなんでしょう。