【損益計算書】 売上原価に棚卸減耗費を加算する理由
現在、独学で簿記(2級)を勉強中の初学者です。
損益計算書作成問題において、売上総利益を求める際に
売上高-(売上原価+棚卸減耗費)=売上総利益
2,250,000-(1,659,000+15,000)=576,000
とするのはなぜでしょうか?私は
売上高-(売上原価-棚卸減耗費)=売上総利益
2,250,000-(1,659,000-15,000)=606,000
してしまったので不正解でした。
問題文の資料には、
「棚卸減耗費は売上原価の内訳科目として表示する」
と書いてありましたが、
いまいち理解に実感が沸かなくて困っています。
なぜ売上原価と棚卸減耗費を加算するのでしょう?
説明が不十分かもしれませんが、回答をお待ちしております。
↓補足:「-」や「_」は空白と見てください。
(I)売上高-------------------------2,250,000
(II)売上原価
1.期首商品棚卸高-----274,000
2.当期商品棚卸高----1,700,000
合計---------------1,974,000
3.期末商品棚卸高-----315,000
----------------------1,659,000
4.棚卸減耗費----------15,000______1,674,000
売上総利益----------------------576,000
お礼
ご教示いただき、大変ありがとうございます。 月末での在庫評価、及び月次決算での制度UPについて、よく理解できました。 もし、引き続きご教示可能でしたらなんですが (1)期首商品棚卸高、期末商品棚卸高で月次損益計算書の月次推移のサンプルをみつけたんですが、 4月 5月 6月 Q1 期首商品棚卸高 20 30 10 20 仕入高 80 50 20 150 期末商品棚卸高 30 10 5 5 売上原価 70 70 25 165 調べてみると、月次棚卸を実施する場合で、月末での仕訳と月初での仕訳サンプルについてありました。 期首月4月の時と5月以降での仕訳説明があったんですが、結果として必要な月次PLは、上図のような表示内容(?)と理解はしたつもりなんですが・・・ ・前年末での期末-->4月(期首月)での期首 ・4月末での期末-->5月での期首 ・5月末での期末-->6月での期首 ・前年末での期末-->Q1での期首 ・6月末での期末-->Q1での期末 のような、通常のPL科目(費用)とは異なり、特殊処理(??)が発生しているように見えます。(BS科目の残高繰越表示のようなイメージ??) (2)他にも、何かのPDF資料を見つけたんですが(これから読んでみます。)、仕入高にも事前に期首棚卸高を含んで処理するような事例もありました。 何か、仕訳の手順にパターンがあり、それぞれの結果で期首、期末棚卸高の月次推移でのPL表示結果に違いがあるような(??)感じです。 大分混乱はしているんですが、もう少し調べてみます。 可能でしたら、上記の点でご教示いただけないでしょうか? 宜しくお願い致します。