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植物の茎の維管束の配置について
双子葉植物では規則正しく並んでいるのに対し、単子葉植物ではばらばらなのはなぜですか?教えてください~
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単子葉類の維管束は、放射状に散在しており、秩序正しい配列に見えます。ばらばらという表現には違和感を覚えました。内側には木部が外側には師部が位置しており、この点は双子葉類と同じです。 双子葉類と単子葉類の維管束の配列の違いは、形成層の有無と深い関係があると思います。単子葉類には形成層がなく、肥大成長はできませんがヤシ科を除くほとんどすべての単子葉類は草本であり、木本に比べて一世代のサイクルが短いため、進化のスピードが速いという特徴を持ちます。 この特徴のため、現在、単子葉類が繁栄しているのだと思います。維管束の配列の説明にはなっていませんが、参考までに答えました。
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- dessous-soleil
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単子葉類はなぜ道管・師管が散在しているのかというと、ひとつには効率よく水分や栄養分を吸収するためといわれています。しかし、単子葉類には維管束はありません。それがなぜかというのはお答えできませんが、双子葉類にはなぜあるのかというと、茎を支えるためにあります。双子葉類には木本、つまりコナラやサクラ、イチョウなどの木々はすべて双子葉類なのです。もしこれらが単子葉類であったとしたら、当然維管束はありませんから、強度としてはとても弱いものになってしまうことがおわかりでしょう。 そのため単子葉類には草本、つまりトウモロコシなど、草の植物が多いのです。 質問にお答えできたかはわかりませんが、良かったら参考にしてください。
すごく真面目に答えて良いでしょうか。 全ての生物において,ある理由のためにある形状が成り立っているということは決してありません。 簡単に言うと, 爪は牛乳キャップを抜きやすくするためにあるのではなく,爪があるから爪で牛乳キャップを抜くのです。 ちょっと進んでいうと, 手は荷物を持つためにあるのではなく,荷物を持つのに都合が良いから手で荷物をもつのです。 もっと,進んで言うと, 鳥の羽根は飛ぶためにあるのではなく,羽根があるから鳥は飛ぶのです。 もちろんそういう形状になったのには,遺伝や淘汰が関与しています。 生物学において「○○のために××がある。」という考えは無くしたほうが理解しやすいです。 基本は「○○をするために○○を使って生きている。」です。 結果は先にありません。結果は原因から生まれるのです。
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