- ベストアンサー
精神が体に与える影響。
心理学の分野であってるかどうかそのものが分からないのでが、精神が体に与える影響を何効果というのですか?
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
私の知る範囲では、 「精神が体に与える影響」を「・・・効果」というように表現することは、 心理学においてはないと思われます。 そもそも「魂」や「霊」などのオカルティックな解釈を避け、 西洋科学的に「精神」というものを位置づけるなら、 それは脳が生み出した一種の現象の名前であり、 言い換えるなら、 「脳」の機能の一部に「精神」がある、ということになります。 そういう意味で言えば、 「精神」と「体」はそもそも不可分なのだと考えたほうが合理的でしょう。 ただ、#1さんのおっしゃるように、 現象的に見れば「心配事で胃に穴が開く」ようなことがあります。 このように、 心理的要因と身体変化が連動する現象を、 臨床心理学では「心身相関」と呼ぶことがあります。 (心配事が原因、胃に穴が開くのが結果、というように見えますが、 本当に因果関係があるのかどうかはわからないので、 あえて「相関」という言葉を使うことになります。) ただ、心身相関という用語は、 病的な症状(主に心身症)を説明する際によく使われる言葉であり、 「集中力を高めたらいつもより早く走れた」というような、 日常的レベルでの精神と体の関係を表す用語ではありません。 ちなみに、心身症とは、 心理的要因が原因で身体に異常が現れる病気のことで、 胃潰瘍や片頭痛、過敏性腸症候群などが有名です。 ところで、#2さんのおっしゃる 「ストレスとの関係がはっきりしている病気」のことは、 「汎適応症候群」と呼んだほうが適切かもしれません。 ストレスが原因となって生じる病気は、 心身症だけではありませんので。 ついでなのであと2点ほどご指摘しておきます。 「権威の暗示により病気が回復する」のは、 あくまでも暗示の効果です。 プラシボ効果という用語はあくまでも 「本物の薬だと信じて飲むことにより、 砂糖の塊など偽薬を飲んでも、 説明されたとおりの効果が現れる現象」のことです。 また、「症候群」は原因が特定できない病気のことではなく、 さまざまな症状が同時に現れることを指します。 たとえばAIDSは「後天性免疫不全症候群」の頭文字ですが、 一種のウィルスが原因であると特定されています。 しかし、症状の現れ方が人によって異なり、 しかもさまざまな症状が複合的に現れるため、 「症候群」と呼ばれているのです。
その他の回答 (2)
- happy_books
- ベストアンサー率28% (131/460)
たんにストレスでも、いいと思うけど。 「心身相関」とは、すこしニュアンスが違いますが、 権威の暗示により病気が回復する場合は、プラッシーボ 効果、もしくは偽薬効果っていいます。 マイナス面でも使ってもいいと思うけど。 ストレスとの関係がはっきりしている病気を心身症 といいます。 心理学や医学でもそうですが、原因が特定できて いないものは、○○症候群というそうです。 微妙に違うかな、
- junsato
- ベストアンサー率12% (84/657)
心配事があると胃が痛くなるなど、医学的には、「心身相関」でしょうか? 自律神経系・内分泌ホルモン系・免疫系は一体となって、人の心の精神状態によって変動しますね。