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腕のたつ弁護士っているんでか。
素朴な疑問です。裁判の受ける時弁護士を付けることは国民の権利として認められていますが、「その時の弁護士の良し悪しで裁判の結果が違う」というのは本当なんでしょうか。古い話ですけれども『田中角栄氏』の時は弁護士が何人もいて、それぞれ過去の肩書きがすごかった記憶があるのですが。もし、左右されるならば日本で将来導入される陪審員制度では口のうまい弁護士に言いくるめられてしまいますね。本当のところをお聞かせ下さい。
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弁護士も医師などと同様、人によって力量は当然違います。刑事弁護の場合、私選弁護人と国選弁護人とでは、当然やる気も違うでしょうし… >日本で将来導入される陪審員制度では… これについては勘違いされておられるようです。 陪審制は戦前の制度でして、数年後に導入されるのは裁判員制度です。似て非なるものです。 裁判員は量刑についても職業裁判官と同等の立場で判断します。興味がございましたらココの過去ログなどで検索してみてください。 あと米国統治下の沖縄も陪審制だったと記憶しています。 >口のうまい弁護士に言いくるめられてしまいますね 逆に口のうまい検察官に言いくるめられて、誤判・冤罪の可能性もありますよね。 今の日本の刑事司法制度では、検察は有罪確実な事案しか起訴しません。ですから無罪判決はほとんど出ないのですね。起訴便宜主義といって、起訴するか・不起訴にするかは検察官が判断します。 職業裁判官にもある事ですが、「公益の代表者たる検察官が起訴したんだから被告人は有罪に違いない」という予断が入らないかという事の方が心配かもしれません。 あと、裁判員制度でどう変わるか分かりませんが、書面審理に重きを置く今の日本の裁判システムでは、口で言いくるめられるという事は少ないのだと思います。