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日本の法廷での「最終弁論」はどのようにして行われているのでしょうか

よくアメリカでは実際の刑事裁判では、弁護士や検察官が陪審員や裁判官に対して心を揺るがすようなスピーチ・弁論が行われているようで、また、向こうの弁護士は最終弁論にかなり力を入れていると聞きました。 そこで、日本の法廷では、現在、最終弁論はどのように行われているのか疑問に思いました。 聞いた話だとスピーチと言えるようなものでなく、事前にタイプした文書を朗読するだけのようですが・・・実際のところどうなのでしょうか。 また、今後裁判員制度が導入されることで最終弁論が重視されるようになるのか興味があるので教えてください。

みんなの回答

  • k99
  • ベストアンサー率47% (491/1025)
回答No.2

検察側:いわゆる「論告求刑」と呼ばれるもの。 検察が立証した犯罪事実、被告の情状(主に悪い面)を述べた後、結論、適当と思われる刑罰を示す。 シメに検察は意見を言わなければいけないと法律によって定められている。 例えば、地下鉄サリンの林郁夫受刑者に対するものは http://www.mars.dti.ne.jp/~takizawa/boutyou98.html 光の母子殺害差しもどし審のそれは http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/trial/92052/ こんな感じ。 弁護側も同様に、最終弁論を行い検察の立証に対し瑕疵をついたり、有利な情状を述べたりして「立証が間違ってるから、無罪」「有罪だけど、そこまで悪くないから寛刑を」という感じのことを言う。 武富士強盗放火殺人のそれが http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/takefuji/20021115_4.html こんな感じ。  言い方は人それぞれだが、基本的に言うべき相手は裁判官なのでそれほど観客受けは気にしなくとも良い。が、事実関係なんかを淡々と出したりする証拠調べと違って、検察官なり弁護士なりの感想などが織り込まれているので(特に検察側のそれは)面白い時がある。  また、検察側は裁判員制度に備え、発音なんかに気を配るようにしているらしいと言う報道をどこかで観た気がする。

回答No.1

日本の民事裁判における最終弁論とは、ただ弁護士が書いた「準備書面」というものを提出して終わりです。味気ないものです。それ以前の「口頭弁論」というものもこの準備書面を提出するだけの事です。ご質問者は裁判員制度を踏まえて聞いているので、そうなると民事事件の回答では不足でしょうが。裁判員制度は刑事事件に対しての導入でしたので。

immop
質問者

お礼

民事は傍聴のしがいがないと良くいいますもんね。 民事についてもアメリカでは最終弁論が凄いのも多いのでしょうかね。 興味が沸いてきました。 回答有り難うございました。