• 締切済み

裁判員制度は必要? 長文です

裁判員制度には無理があると思うのです 裁判官が不足しているから裁判員制度の導入と聞きました              多くの国では刑事裁判に直接国民が関わる制度が設けられており 国民の司法への理解を深める上で大きな役割を果たしています         (裁判員制度に関するQ&Aでの記載を引用) 多少は理解できますが、それぞれの事情で無理な方もいるはずです 裁判員制度をどう思うか主人に聞いたら主人が 司法修習の終了後 全員5年間裁判官になる その後弁護士になるか検事になるか好きな道に進めばいい と言うのです 行き成り裁判官?経験不測で無理では? と言ったら 主人は 判事補になってその後裁判官になる 最低5年間 経験を重ねてから弁護士か検事になった方が良いと思う 裁判官が不足して裁判が遅れる事もない 長引く事もない 一石二鳥の解決案でしょう? 主人の見解を聞いて、私はなかなか良い考えだと思ったのです 検察官から裁判官になる者 少ないが弁護士から裁判官になる者 裁判官を辞めて弁護士になる者もいる(ヤメ判弁護士と呼ばれている)(ウィキペディアから引用) 私も裁判官を経験した後に弁護士になった人なら安心だと思う(個人的な意見)  皆さんのご意見をお聞かせください

みんなの回答

  • jkpawapuro
  • ベストアンサー率26% (816/3045)
回答No.5

 裁判官不足は確かですが、裁判員制度は裁判所の仕事が増える制度であり、裁判官不足の緩和にはなりません。  これまで裁判官三人で好きに決めていた裁判を、ど素人6人集め、そこに裁判官3人が加わり、話し合った上で多数決で決めるという制度です。裁判官が一人になれば裁判官不足の緩和になるかもしれませんが、いままでプロ3人で決めていたものを9人で決めないといけないのです。手分けしごとならともかく、一つのことを決めるのに人数が増えるし、素人に裁判のルールや手続きも教える必要があるし、裁判員選任にも立ち会わないといけません。  ひらたくいうと、裁判官は司法の中で圧倒的な立場にいて、よくわからない勝手な理屈で判決を書いているので、すこし裁判所の中に世間の常識を入れようという制度です。  なお、司法試験合格者に一定期間裁判官就任を義務づけるのは、面白い提案だと思います。ただ、弁護士はや検事と同じで、判事だって養成されて一人前になるのです。3人判事がいたら、真ん中が一番のベテラン、左陪席に経験豊富な中年がいて、右陪席には若いひとが裁判の進め方を学ぶといった形をとっています。右陪席の人数がやたらと増えても(一つの裁判の判事の数)人手不足の解消にはなりにくいですし(それでも礼状当番や起案の負担は減りますが)、一人のベテランが裁判をリードするような形をとっても、それが健全な裁判ともいえないです。  問題を切り分け、何を改善したいか、そのために何をすべきかといった順序で考える必要がありそうです。ただ、裁判員制度が、一般人にも司法について考える機会を与えたという意味では、効果が上がりはじめているのかもしれません。 >司法が市民を理解していないのではなく、市民が司法を理解していないんです。  私は司法は市民を理解していないし、市民も司法を理解していない野田と思います。  やはり判事になるかたは努力してきたのでしょうが、苦労や差別を知らないエリートが大半です。法という制度上、秩序や公平性を無視した判決を出すわけにもいきません。そこまで常に考えて発言している市民も多くはないでしょう。その間を生める制度として一つの方策であることは確かだと思います。

gurukunn
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます 大変参考になりました この提案は少し無理がありました そうですね素人の裁判員に説明をしなくてはいけない点では 仕事量が増えますね でも国民一人一人が司法に関心を持ち参加する事で裁判のあり方も 少し変わるかもしれませんね 私の心配している点は 凶悪事件に対しても司法の勉強してきた裁判官は冷静に 法に基づいた判決を下していると思います 稀に疑問を感じた判決もありましたけど感情移入しないのが裁判官 だと思っています でも素人の裁判員(国民)は感情移入する場合があると思うのです そう思うと自分の意見や考えが本当に正しいか判断できないかもしれません 冷静に考える事が出来ればよいのですが多少の不安はあります

  • nep0707
  • ベストアンサー率39% (902/2308)
回答No.4

>司法修習の終了後 全員5年間裁判官になる なかなか鋭い視点だと思いましたが、 法的観点で回答すれば、「制度化は高いハードルがありそう」となるでしょうね。 職業を強制させることになるので、憲法で保障された職業選択の自由との関係で大問題… 法的観点を離れれば、他の回答にある意見はそれぞれになるほどと思わせるものでした。 >私は裁判員に選ばれたら勉強不足なので不安です そらぁ裁判官と同等に働ける人はいないと思いますし、 裁判員制度はそういうことは期待していないです。 むしろ「プロでない目」を欲しているんですから、勉強不足、全然OKです。 でも、「自分は勉強不足なので不安」という気持ちを持つことは良いことだと思います。 正確に言うと「自分の考えはこれでいいのだろうか?」と立ち止まれることはとても良いです。 俗にリーガルマインドなんて言葉もありますが、 法律の知識っていうのとは別の「法的な思考」の基本ですから。 よく「今の司法は市民感覚から離れている」なんて意見を目にしますが、 けっこうな割合で「なんとかしなければならないのは市民感覚のほうだろ」と思うケースがあります。 司法が市民を理解していないのではなく、市民が司法を理解していないんです。 自分自身を反省できる人は、このようなときに「自分の疑問は本当に正しい?」と立ち止まれます。

gurukunn
質問者

お礼

回答ありがとうございます 大変参考になりました 職業を強制させる事になるので問題ですか なるほど確かに選択の自由を奪う事になりますね よく分かりました 無茶な提案でしたね 勉強不測でも大丈夫ですか 安心しました 今まで一度も裁判を傍聴した経験がありません テレビドラマで裁判の様子を見ているだけです 実際の裁判もそんな感じかな? 裁判員制度が導入されて国民も参加する事で裁判を 身近に感じる事が出来るよい機会なのですね 少し勇気が湧いてきました 自分の意見や考えを述べる事が出来るようになれればと思います

  • popesyu
  • ベストアンサー率36% (1782/4883)
回答No.3

そういう小手先レベルの話ではなく、根本的な所で日本社会の有り様が変わってきているというのがそもそもの大前提なのです。 例えば、旧来の日本社会の大きな特徴であった村社会や家父長・大家族制度等は一種の司法システムを代換していましたが、これらのシステムは一種の司法のシステムも請け負っていました。物凄く分かりやすく言えば日本は江戸時代から熊さんや長さんらの揉め事は長屋のご隠居が裁いていた訳です。そしてそれは形を変えて戦後の高度成長期以降もずーっと残っていました。 従来、司法というものはあくまでもお上のものでしかなく、庶民とはかけ離れたものでしかありませんでした。裁判に巻き込まれたなんて言ったら庶民にとっては一生に一度の大事件でしょう。 たださすがに平成の時代になってからはそうもいかなくなってきており、町内のゴタゴタにすら警察が介入することもあれば、隣近所とのいざこざで裁判沙汰になったりもすることになってしまった訳です。 そういう社会の移り変わりにより、司法というものが非常に身近にならざるを得なくなってしまった以上、従来の一部の専門家の手によるお上によるお上のためのお上の裁きという体質も一大変換しなければならなくなり、そのため例えば弁護士が大増員されることになったし、裁判官制度というのもその流れの一環です。 で、この制度の肝はそういう大規模化する際の人手不足を庶民の力を借りることで解消させようというものではありません。あくまでも副次的な効果として、効率的・即断的に進行しなければならなくなったということはありますが、それを目的にしているわけではありません。質問者さんが挙げられている通り、「刑事裁判に直接国民が関わることで司法への理解を深める」ためのものです。ですので、別に裁判官のなり手を増やすとか、どういう前歴が向いているとか、これれは全く本質をついた話ではありません。 お上のものだから庶民には関係ない(これはどうせ投票したところで政治が変わるわけではないに近いものがありますが)という意識を根本的に改めてもらうために、敢えて強制参加させることでお上のものであるという認識を改めてもらうことを狙っています。 あくまでも建前論での話しですが、「それぞれの事情で無理」というのは実は非常に恥ずかしい話です。上記の投票の例にも通じますが、近代民主主義国家であれば、個々の構成員は非常に大きな義務と権利を背負っています。例えば投票は何よりも優先して行うべきだし、腐敗した政治家は選挙によって弾いていく義務があります。腐敗した政治家を弾けないシステムを嘆くのは良いとしても、単に腐敗した政治家を嘆くだけってのはただの馬鹿野郎です。同様に裁判というのも一部の専門家に全てまかせておけばよいというものでもありません。何らかのトラブルの際にどのような価値基準においてどのような判断を下すかも、これも自分自身で決めるべき性質のものです。簡単に言うと自分のケツぐらいは自分で拭きましょうと。それが成熟した社会の大人に求められる義務です。

gurukunn
質問者

お礼

回答ありがとうございます 大変参考になりました 裁判員制度について分かりやすい説明で納得できました 勉強不測でした 何処から聞いた話かは忘れましたが 裁判員制度は裁判官が不足しているから導入された制度ではない という事は分かりました 刑事裁判に直接国民が関わる事で司法への理解を深める 簡単な事のようですが責任は重いです そういった経験をして身近に感じる事で自分の為になるかもしれませんが正直不安です でも裁判員制度を理解できるようになりました その事とは関係なく主人の意見は間違っているとは思っていません あくまでも意見ですから。。。

  • ctran
  • ベストアンサー率25% (18/70)
回答No.2

>裁判官が不足しているから裁判員制度の導入と聞きました 初耳でした。簡単に調べただけなのですが、裁判官不足だからという側面もあったのですね。私は国民の考えを取り入れていく為だと思っていました。また、私が聞いた制度では裁判官不足を導入の理由にするのがいまいち疑問です。というのも確か1つの裁判につき、裁判官は従来通り3人が就き、そこに裁判員が参加するという形です。ということは裁判官不足が解消される理由がありません。うろ覚えなので間違っているかもしれませんが、裁判官不足が主な理由ではなかったと思います。 悪くはない考えだとは思います。ですがそれだと裁判官を志した方が過度の競争に経たされる事になり、燃え尽きやすくするまたは目立たなくなってしまうという面がありませんか?そしてそれが優良な裁判官の数を減らすことにつながってしまいます。ここが改良されない限り予想される害悪のほうが大きく感じてしまいます。

gurukunn
質問者

お礼

回答ありがとうございます 裁判官が不足しているから。。。 と言うのは間違った情報でした すみません 大変参考になりました 国民の考えを取り入れていく為の制度 というのは間違ってないと思います でも裁判官が不足しているというのも事実のようです 裁判員制度と関係ないようですが。。。 主人は競争させるのが目的ではなくて 裁判官を経験する事で 弁護士を志している方も検事を志している方も実体験で学んだ事が 今後の活躍の役にたつと考えているのです もともと裁判官を志している方が目立たなくなる事も燃え尽きる事も 望んでいるわけではありません 私は裁判員に選ばれたら勉強不足なので不安です

  • mat983
  • ベストアンサー率39% (10265/25670)
回答No.1

>裁判官が不足しているから裁判員制度の導入と聞きました これは正しくありません。 足りなければ増やせば良いのです。 裁判官制度は裁判のスピード化と主権者である国民が裁判への参加を通じ監視する制度です。 また、裁判官に世の中の声を聞く習慣を芽生えさせる良い手段です。 例えば、光市の母子殺害事件ですが、以前なら絶対に死刑判決など可能性すらなかったですが、遺族の熱望と世間の強い声で死刑の可能性が高くなっています。 裁判官も世の中の声を無視できなくなっており、それを促進させる意味でもあります。 www.waseda.jp/jp/journal/2004/0406_6.pdf http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1212656477

gurukunn
質問者

お礼

回答ありがとうございます 裁判官が不足しているから。。。 と言うのは間違った情報だったのですね すみません 大変参考になりました 国民が裁判への参加を通じて監視する制度ですか 分かりやすい説明ありがとうございます もっと勉強しなければいけませんね でも正直自分が裁判員に選ばれたら不安です

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