アメリカに36年住んでいる者です。 私なりに書かせてくださいね。
誉め言葉をたくさん知っておいたほうがいい、と言う英語の先生に疑問を持つのは私だけじゃないと思います。
英語の先生なんですからそのいろいろな表現をどうやって使うのか教えるのが普通ではありませんか? また、それを知りたい生徒さんは先生に聞くのが手っ取り早いのではないのでしょうか。
はっきり言って、こう言う表現があると、といって回答をして下さっても、どのような時に使い、どのような口調で、また、どのようなジェスチャーも含めて、など書いただけでは難しい事もあると思います。
社交辞令として、悪く言えば口先だけの、誉め言葉を必要・許容とする日本の社会と違って大げさに誉めれば「何でそんなに誉めるの」「そんなにほめらるほどの物じゃないのに」と感じても仕方ないことになります。
確かに誉められて嫌がる人はいないでしょう。 しかし、私はもうひとつのことを考えてもらいたいと思いましたので書いています。 (誉め言葉を知っておくことに対して批判しているのではないという事は分かってください)
では、きつい事はこれで終えて、
#3さんがおっしゃっている感謝の気持ちを日本にいる時より持ち、それを恥ずかしがらずに表現する、と言うことが非常に大切な事になっています。
日本の留学生の悪口が広まっています。 その一つとして、感謝してくれない、と言うことなんですね、
感謝しているいないではなく、感謝の気持ちが伝わっていない、と言うことなんです、 留学生の中には「当然のことをアメリカ人がやっている」と言う人もいるくらいです。
また、感謝の言葉にしろ誉め言葉にしろ、「お世辞臭い」と言われる理由にそれらの言葉を練習していない、単に丸暗記しただけ、と言う理由もあると思います。 使い慣れていない、と言うことですね。 つまり、自然さが出ていない、と言うことになります。
これは発音が悪い、イントネーションが悪い、と言うことではなく、フィーリングが出ていない、と言うことになるのです。 ですから、日本人としてお辞儀をしてもいいのです。
それをどうか踏まえてこの先を読んでください。
誉めるといっても、何を誉めるのか、と言うことを知っておいていいと思います。
家族のメンバー(奥さん、ご主人、お子さんなど、時にはおじいさんやおばあさんも行動をともにするかもしれません)。 これを全部同時に言うのではなく、さりげなく、その機会があるたびにその人一人のことを言うのが自然となります。 例えば食事中にThis is delicious.とか、This is so good/excellent.等を食べている時に(口を空っぽにしてから)言って、 その後、くつろいでいる時などにご主人にYour wife is such a good cook. I hope I can find a woman like her.とか、ご主人が車の修理を自分でやっているならYour husband is handy, isn't he? I have to learn more about cars. 息子さんのスポーツのトロフィーなどを見せてもらったら、Your son is great. I've never had any trophy in my life!というようにですね。
shinichi1003さんはHNから男性と思いますが、異性である年頃の娘さんを誉める時はちょっと注意して誉める必要があります。 誉め言葉の程度に気をつけないと「娘に気があるな」と嫌う人がいるからです。 She is pretty/nice.くらいならまだいいですがsexy/foxyというような性的フィーリングを持った単語は避けるべきとします、 さらに、My girlfriend is pretty, too.というような表現をすることでとくにご主人にとっては気休めとなります、 ガールフレンドがいないというのであれば、 The girl I like is also pretty.と言う表現も使えるわけです、 片思いでいいのです、
次に持っているものですね、 自宅やマイカーなどが対象になりますね。 大きい、とか、部屋が多い、とか、広広としているとか、庭があっていい、トイレがたくさんある、とかですね。 車も、広広としている、など日本のイメージを知っている人も多いのでこのような誉め言葉はお世辞ではないと思われるわけですね。
息子さんのガールフレンドに紹介された後にでも、Wow, your girlfriend is so cute!!という事もできますね、 この場合自分のガールフレンドのことを言う必要はありません、 同年代の男性と父親に対しての言い方の違いです。
同年代の娘さんに対してYou are so cute/pretty.といわない方がいいですが、感情に任せていってしまったら、すぐその後に、You must have a lot of boyfirends!といってしまう事です、
しかし、年の低い女の子であれば、You are so cute!といっても構いませんね。 混乱させてしまったかな。
very goodをいつも使うのではなくwonderful, excellent, so good, I really enjoyedというような表現を混ぜて使うことにも気を回してください。
何かしてもらって感謝の気持ちを表すにもThank you very muchだけでなく、
I had a great time/evening. Thank you.
I have now a lot to tell my friends. Thank you.
I had a wonderful experience. Thank you.
I've never though life in US is so great. Thank you.
You are so wonderful. Thank you.
など、同じThank you.でもフィーリングがこもってくるわけです。 また、Great!もこのように文章の一部として使うことでより意味があるものとなります、
ボーリングなんかに連れて行ってもらったらいい投球をしたときとか、いいスコア~だったら、 You are a great bowler.とかYou are good!といえますね。
どんな機会があるか今の私にはわかりませんので、きりがありません。 しかし、次の練習方法をすることで、じゃ、こう言うときは?という質問もでると思いますので、それをまた書いてください。 適切な表現を皆さん回答してくれると思いますよ。
練習とは、一日の行動と想定するのです。 そうする事で、誉める事ができる機会という物が見えてくると思います。 今は、言ってみれば、お世辞が使える機会です。 その情況でどんな事がいえるか自分に問うわけです。 学校の設備がいい、みんなロッカーを持っていて便利だ、クラスの人数が少ない、先生にゆとりが感じられる、トイレがきれいだ、スポーツの設備が整っている、給食がおいしい、みんなフレンドリーだ、等次々に出てくるのではないかと思います。 はたしそれがこちらの事実であるかどうかは今知らなくてもいいのです。
どう言う時に誉める事が出来るか、できるかもしれないと言うことで良いのです。
長くなりましたがもう一つです。
感嘆句を少し覚え自然に出てくるようにすることです。 つまり、Wow!, How lucky!, Gee, 等ですね。 日本人としてはちょっと大げさに聞こえるかもしれませんがこれらは誉め言葉の一部であると言う事を忘れないで下さい。
一応これで終りにしておきますね、
これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。
お礼
そうですよね。 一つの単語だけでも心から綺麗だと思ったものにはそれなりの気持ちがつたわっていくでしょうから。 でも、言葉のボキャブラリーは多い方が、私的には得と存じております。 ご意見参考にさせて頂きます。 ありがとうございました。