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温暖化で富士山が低くなる
富士山の公称高さは海抜からの高さですよね。 温暖化の影響で海面が上昇していったとすると、富士山の公称高さもその都度修正してゆくのでしょうか。
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(参考) http://vldb.gsi.go.jp/sokuchi/datum/tokyodatum.html 東京の国会議事堂前にある「水準原点」の標高は、明治6~12年の霊岸島の平均海面を元とし、関東大震災での地殻変動を補正したものです。それ以来、実際の海面は変動していますが、水準原点の標高は24.4140mに固定されています。 (参考) http://www.data.kishou.go.jp/marine/sealev/KanshiReport2003/KanshiReportTopicsSuii.html 海面はいつも変動しており、水準原点を固定することでその変動を正しく記述することができます。 (参考) http://www.nagasaki-jma.go.jp/contents/nagask05.htm このページの下にある「3つの基準面」を見るとわかりやすいのですが、標高を示すときと水深を示すときでは基準が異なることがわかります。標高のほうは大正時代から固定されている東京湾平均海面を基準にしているのに対して、水深のほうは5年ごとに改定される潮位表基準面を用います。 以上のことからみて、今後海面が変動したからといって、すぐに水準原点の標高を変えることはないと思われます。水準原点の標高を変更すると、富士山頂も含めて、全国すべての場所の標高を変更しないといけませんので、大変な作業になります。 将来、海面が大幅に上昇し、沿岸部が水没するなどして、現在の基準が現実的なものでなくなったとき、初めて標高が改定されることになると思います。
お礼
ありがとうございました。 とても勉強になりました。