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富士山について
簡単な事なのですが、確認したくて。すみません。 知り合いが「富士山は1つの山じゃなくて連峰なんだね。 正しくは立山連峰みたいに富士連峰みたいなもんで、 大きな山がどーんと1つある訳ではない」と言っていたのですが 八神峰の事かと。私は富士山の上に峰(峰の意味も曖昧ですが・・・)が 8つあると思っているのですが どなたか分かりやすい解説をお願いします。
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連峰の定義は「山のみねがいくつも続いているもの。つらなり続いた山々」です。 峰の定義は「山の頂上」です。「みね」の「み」は「御」を意味する接頭語、「ね」は「山の頂(いただき)」を意味します。 山と峰は1対1になっているかと言うと、そうでもありません。 1つの山に複数の峰(頂上)がある事もあります。 例えば、北アルプス鹿島槍ヶ岳には北峰と南峰の2つの峰がありますが、山としては1つの山です(距離700m、標高差100m) 一方、南アルプス赤石岳と小赤石岳は、1つ1つ別の山ですが、距離は800m、標高差90mです。 北アルプス鹿島槍ヶ岳、南アルプス赤石岳と小赤石岳は、距離も標高差も、ほとんど大差が無いのに、片方は1つの山、もう片方は2つの山になっています。 このように、隣り合って並んでいる峰(頂上)を、1つの山として扱うか、別の山として扱うかに、明確な基準はありませんし、この例のように「峰が1つの山もあれば、峰が複数ある山もある」のです。 そして、富士山も「1つの山に、複数の峰がある山」です。 一般に「連峰」とは「複数の山が連なったもの」なので、富士山は「連峰」ではありません。もし、富士が「連峰」なのであれば、名称は「富士連峰」でなければなりませんので。 富士の名称は「富士山」なのですから「連峰」ではなく「山」です。 なので、お知り合いが「1つの山じゃなくて連峰なんだ」と言っているのは間違いです。 富士山は「大きな山がどーんと1つある」のです。そして、1つの山に頂上が8つあるだけなのです。
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>八神峰の事かと それのことを指して連峰といっているのでしょうけど、 実際は一つの山に多数の峰(ピーク)があるだけで、 富士山は一つの山です。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AB%E7%A5%9E%E5%B3%B0 山と峰をどう捉えるかという明確なルールは存在しませんが、 基本的には下界からみて、峰々の連なりか、一つの山かで 決められていると思えば、まず間違いはないでしょう。 山に登ってみたら峰が八つあるから富士山は連峰だ なんて、しったかぶりをしていたら笑いものになると思います。 もっとややこしいのは八ケ岳や阿蘇の外輪山です。 元はと言えば一つの山だったのに火山の噴火で 中心になる部分が吹き飛んでしまい、見た目は 峰々の集まりとなっているかのように見えます。 八ヶ岳は連峰と呼ばれることもしばしばで違和感もありません。 (八ケ岳が一つの山だったという証拠は実際にはなく、 神話にそれらしい話が残っているだけですが) 会津磐梯山なども吹き飛んだ後にいくつかのピークができていますが、 それらを総称して磐梯山と呼んでいます。
お礼
吹き飛んで・・・色々なのですね。 やはり富士は1つですよねぇ。ありがとうございました(^^)
お礼
とっても分かりやすかったです!ありがとうございました(^^)