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三島由紀夫「音楽」について
「音楽」の著者はもちろん三島由紀夫ですよね? 扉に汐見和順 述 となっていたり、本文に入る前の 文章で「汐見和順氏の『音楽』と題する、女性の冷感症に関する手記は、」などと書いているのはどうゆう事なのでしょうか?未熟な質問で恥かしいですが、わかりやすくお答えいただきたいです。
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質問者が選んだベストアンサー
この小説は精神分析医(汐見和順)の手記と言う形で描かれていますよね。 実際はフィクションですが、専門家が語るノンフィクションと読者に錯覚を起こさせ、物語の説得力を高める為の作者の作戦のようなもだと思います。
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noname#22355
回答No.2
間違いなく、三島由紀夫の作品です。 精神分析医汐見和順は、三島が作り出した人物です。 実在する人物ではありません。(若いころ、読みました) 最初にアドバイスされた方↓も書かれていますが、 こういう描き方をすることで、あたかも、現実の事のようですよね。しかも、この小説は、推理小説のようなサスペンス感もあって、面白かったと記憶しています。
質問者
お礼
はい。精神分析医「汐見和順」の書いたノンフィクション のような感覚で読んでいてとてもリアルでどんどん 「汐見和順」と共に「麗子」に引き込まれています。 (まだ読んでる途中です)本当に現実のようですね。 解答ありがとうございました。
お礼
やはり、そういったことなんですか。。。 私はまんまと三島由紀夫の「作戦」に乗せられてしまったんですね!ありがとうございました。