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羅生門と羅城門
羅生門をこの前ナレーターが、らじょうもんと言っていたのが気になり辞典をひいたのですが、羅生門と羅城門が出てきました。これは羅生門が、らしょうもん 羅城門が、らじょうもんだそうですが、何がどう違うのでしょう?
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元は「羅城門」で、読みも以前は「らいせい(らせい)もん」だったそうです。 http://www.javara.net/kyoto/qa/q8.html (なお、文中「羅成門」は「羅城門」の誤りと思われます) なお、「らいせい(らせい)もん」が「らしょうもん」と呼ばれるようになったのは中世以降、 http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Forest/5921/heian/hei-yogo.html#ラ行 「羅生門」の字を充てるようになったのは、江戸期以降だそうです。 http://www007.upp.so-net.ne.jp/sanmon-bunshi/meisaku/rashoumon.html
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- denko100
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回答No.2
794年、桓武天皇の平安遷都によって羅城門が建立されます。羅城門は2回倒壊してます。816年(弘仁7年)に一度目の倒壊。その何十年か後に再建されますが、980年(天元3年)に再び倒壊。二度とも暴風雨が原因です。 芥川龍之介の「羅生門」は、再建羅城門を舞台にしたものです。 羅城門は無くなった後地名として残り、来世(らいせい)、頼庄(らいしょう)とも呼ばれていたらしいです。 羅城~来世、頼庄~羅生と変化したのですね。 羅生とは、当て字なのです。 なんて偉そうな事を書きましたが、たまたま羅城門に関係するものを書いていて、資料があったのです。 少しでも参考になればよろしいのですが。