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PSW&臨床心理士の資格取得のためには
現在高2のnov_oyasaiと申します。 将来、心理系の職に就きたいと思っています。臨床心理士になり、病院で勤めたいのですが、常勤の心理職に就くことは非常に難しいことがわかりました。 そこで、精神保健福祉士(PSW)という資格を知りました。最近は、PSW兼臨床心理士として働く人も多いそうです。 心理学を探求したい&病院でできれば常勤で働きたい私が考えている進路は「大学4年(大抵社会学部)、PSW→大学院(心理)、臨床心理士→就職」です。就職のためにも国家資格を取っておきたいと考えています。 「PSW取得可能学部→第一種指定大学院」の大学に進学したいと思っています。それが可能な大学は、立教、立命館、明治学院、駒澤、成徳、東京国際、淑徳です。私の今の成績からいけば、立教、立命館を狙いたいのですが、大学院の情報があまりつかめていないため、大学院を考慮して志望校を決定することができません。どの大学院に進めば臨床を専門にできるのでしょうか。 はたして私の考えている進路でしっかりと職に就くことはできるのでしょうか。御回答お願いします。
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NISEIです。 少し、ご質問の趣旨から逸れるかも知れませんが。 nov_oyasai様は現在高校2年生で、大学受験は来年になります、そうしますと 現役で進まれましても大学院進級は5年後「平成22年」になります。 PSW「Psychiatric Social Workers」につきまして、少し現業の方のご意見を聞こうと思いまして、 本日、心やすい大学病院の教授「病棟担当・精神科医師」のところに行って雑談をしてきました。 以下教授の言われた事の受け売りですが。 すでに30年近い歴史のあるソーシャルワーカーの件では。 現実の病院勤務は相当に狭き門になるそうです。 これは、病院の規模にもよるらしいですが。精神科の病棟又は専門病院でも、 一定の人数しか配置されない様ですし、相当に経験を積まないと医師の要求される 実務レベルにならない様です。 その為、欠員がおきにくく、これから5年間に時勢が変わるかも知れませんが 「大学院で心理の勉強の本人意志がある」と言う事で。 是非とも「臨床心理士として、社会に出られる事をお勧めしたいと」話されていました。 さて、大学と大学院のご質問に対する前回投稿の補足になりますが。 先ず、大学のパンフレットをお取りになられて、よく読まれ。概略を頭に入れられてから。 nov_oyasai様の今後の進路計画を練られるのが好ましいと思いました。 私の考えでは、「経験則では」この世界「大学院での心理専攻」は相当に専門化された分野を研究することになります。 又、社会での要求される「心理の専門家」の条件として、 一般的な教養の知識は多方面に身につけられるべきです。 高校生の間に、国語/社会「世界史/日本史」理科/英語・・・をしっかりと勉強され。 大学4年間で、一般教養科目と専門科目を優秀な成績で終えられる事です。 そして、最後に人間性です。「これが一番大切かも知れませんが」 同じ大学の大学院に進級することは、他大学の大学院を受験するより多少有利です。 しかし、辛口ながら、ご意見を出しますと。 「希望する他大学の大学院の受験について。問題の無い充分な成績を大学4年間で出されておく事が この世界で、進路を見いだす条件になるかも知れません」 現在世の中は激変の時代です。 時代の要求「ニーズ」も年と共に変化します。5年後の予測は困難です。 又心理の専門的な研究に入られる前に、「大学時代に」先行論文と言われる すでに研究された「発表された論文」を読み。 自分はどの不足部分を研究するか又はより深い研究分野を選択するかを決められるのがよいと思います。 先行論文とかち合うっていては、後発論文の価値も下がります。 又、重要なのは 時代の要求と言いますか、テーマ。。。。 この専門分野で将来の道がほぼ決まります。 心理の専門家として (1)/ 学校内の相談室、教育センター、各種教育相談機関。 (1)/ 病院・診療所(精神科、心療内科、)、保健所、精神保健福祉センター。 (3)/ 児童相談所、心身障害者福祉センター、障害者作業所、各種福祉機関。 (4)/ 家庭裁判所、少年鑑別所、刑務所、少年院、保護観察所、児童自立支援施設。 (5)/企業内相談室、企業内健康管理センター、公立職業安定所(ハローワーク)、障害者職業センターなど (6)/大学関係 があると思いますが。 (1)から(6)まで、すべて要求される専門分野が微妙に違います。 教養学部並びに社会福祉学科からもこられます。 又おのおのにおいて、現場では相当に研究された知識をもたれている方を必要とされています。 と言う事で、前回「大学院で決まってしまう」と書いた説明ですが。 先ず、高校時代に基本的な学力の向上に励まれまして。 大学に進級されまして、 4年間の大学生活をすごされ、その間に nov_oyasai様が社会の心理専門家に対する ニーズ等をお調べになられて。 その上で。大学院決定。。。が好ましいのでは。と言う事でお書き致しました。 人間的にも責任感のある大人になられて、そして大学院で専門の分野を研究/調査/分析/評論/実践/・・・ いろいろありますが。 充分な成果を出されて。初めて。。。。。。 『 nov_oyasai様は○○○○○○分野のご専門家とお聞きしていますが。』 『私ども□□□□において○○○○○○分野の職務を担当して頂けますか。』 これで、やっと第一歩を、踏み出したところに、なるのではないでしょうか。 如何でしょうか。。 ご参考になりましたら幸いです。
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私の考えでは、大学院で決まってしまうと思いました。 すでにご回答者1番のlitz 様がすべてをお話になられていますが。 大学病院では、心身医学的診断とか治療並びに臨床心理検査等はすべてと言うぐらいに 医学部「かつ大学院で心身医学を専攻した博士学位所持者」に任されています。 それぐらいに、難しい世界です。 「心を閉ざした、患者さんに救いの手を差し出す」。。。とてもすばらしい世界の様に 見えますが、実際は「考察されておられる事が、他の人には不明な人間の思考に 入り込んでいく仕事です」簡易にはいきません。 一般的に、臨床心理士の方は、悩みの相談室の様な公的な機関、「産業カウンセリング等」で 勤務されておられる場合が多いです。 病院等の業務ではすでに1番のご回答者様がお書きの通り。 医師の指示下で、初診前の基本的問診、「ケースワーカーの様な仕事」が殆どになります。 私は現在理学部の講師「環境心理学専攻/研究所の執行役員ですが」、学生さんには 常時相談を受けますが、臨床心理の世界に進む希望者には大学院の選定と、どの分野を 専門に研究するかを必ず明確にする様に言っています。 このところが、あやふやですと途中挫折が多いです。 『大学院で将来の道と言いますか、すべてが決まってしまう』 この言葉が一番当てはまると思います。 私の経験では「25年前で古いですが」 「うんざり、させられるぐらいに英書を読まされました。英文読解力の必要を痛感させられました。。。。。」 一度、指定大学院のある大学に行かれまして「訪問されまして」 院の担当教官にご相談と言いますが、お話を聞かれるのが最善だと思いましたが なかなか、難しいかも知れません。 その場合学生さんに聞かれるのが最適です。 「院の学生さんからが、本音で、一番最新のナマ情報が聞ける事が多いです。」 すでにご存じだとは思いますが指定大学院の一覧webです。 http://clinicalpsychology.jp/list.shtml ご参考になりましたら、幸いです。
お礼
御回答ありがとうございます。残念ながら医学部に入れる程の成績ではないので、今現在は「PSWの受験資格が取れる学部があり、なおかつ、大学院が第一種に指定されている」大学が、立教、立命館、明治学院、駒澤、成徳、東京国際、淑徳だけなので、この中で大学を選定しようかと思っています。住んでいる所が都心からは大分離れた所なので、上記の大学に訪問することはできないのですが、1度電話をして話を聞いてみようと思います。もし上記の大学院のいずれかの情報があれば、教えて頂きたいです。
- litz
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臨床心理学は人気が取れるので、大学の生き残りのための最終兵器として多くの大学で重点が置かれています。「あなたもぜひ臨床心理に!」といった甘い言葉があふれていますが、実際の臨床心理士の生活は悲惨なもので、給与の面では、大抵は同世代のサラリーマン以下です。 さて、臨床心理士資格取得が可能な大学院は「臨床心理士資格認定協会」のホームページに載っているので、検索してみると良いでしょう。 就職についてですが、何をやりたいかによって目指すものが変わってきます。もしも心理療法やカウンセリングを志しているのなら、PSWは取らないほうがいいかもしれません。PSWを取るとPSWとして扱われてしまう可能性があります。逆に、PSWの仕事がしたいのなら、臨床心理士を取得することで常勤職への道が広くなります。ただ、PSWの仕事は心理職ではなく福祉や介護に近いので、よく調べてください(よく調べずにPSW取って後悔する人がいます)。 臨床心理士+PSWであれば、PSWとして常勤職に就ける可能性は広がりますが、心理の常勤職となるとやはり厳しいです。一生を無駄にする覚悟で臨んでください(大げさではないですよ)。 現在、病院でのPSWの位置付けは医者の手先のようなものですが、残念ながら臨床心理士の位置付けもそれに近いものです。論文などで研究者としての実績を積まない限りは認めてもらうことは難しいかもしれません。理解のある医師がいれば別ですが。 本格的な心理療法やカウンセリングは臨床心理士にはあまり任せてくれません。病院にいる臨床心理士の主な仕事は心理テストです。 仮に心理療法を行うようになったとしても、これはこれで責任の重い仕事です。クライエントに罵言を浴びせられることもあるし、クライエントが自殺してしまうこともあります。自分の無力感にさいなまれることもあります。心理の明るいイメージだけにとらわれず、そういった陰の辛さも承知した上で心理療法を志すと良いでしょう。 もしも医学部に入れそうであれば、間違いなくそれが心理職への安全かつ確実な道です。
お礼
御回答ありがとうございます。今後の参考にさせて頂きます。本当にありがとうございました。
お礼
とても参考になりました!ありがとうございます。 これまでの御回答もふまえ、何日間か考え続け、「PSWのみに的を絞らず、心理学部もしくは教育学部心理専攻で、6年間心理学に打ち込もう」と、目標が変わってきました。本当にありがとうございました。