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古典で・・・
『憶良らは今は罷らむ。』 (私、憶良はもうおいとましましょう。) ちょっと気になったんですが、この憶良の後ろの『ら』の文法的意味というか用法というか何かの接尾語なのかちょっと気になっています。高校で習った気もするんですが^^;お分かりの方教えていただければ幸いです。
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- Haru_Sakura
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回答No.3
憶良らの「ら(等)」ですね。 これは、奈良時代では自分を卑下して使う言葉です。 この歌のシーンは、 憶良が、宴会を退出しようとした時に上司に「なぜ帰るのだ。まだ帰るな。帰るのなら歌を一首作れ」と言われて、詠んだものです。 なので、この歌は、部下→上司に対する歌になるので、 #2の方もおっしゃっている通り、 厳密には違いますが、使い方としては謙譲語として考えると良いと思います。 訳は「私、憶良めは……」と言った感じでしょうか? ちなみにこの「ら」が複数を意味するようになったのは、もう少し後の平安時代に入ってからなので、 「私、憶良たちは……」とは訳しては×ですので注意です。
- garamond
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回答No.2
漢字で表記すれば「等」で、「私など」「僕なんか」と言うのとぴったり同じではありませんが、この場合は謙譲表現ということになります。(古語辞典に説明が有ると思いますよ。)
- myeyesonly
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回答No.1
こんにちは。 >罷らむ・・・これですよね。 ラ行変格活用の動詞ではないですか? 「罷る」の活用形かと。