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接尾語でしょうか
あんまり 急いで ごっつんこ ありさんと ありさんが ごっつんこ あっちみてちょんちょん♪、こっちみてちょん♪ という童謡がありますが、「ごっつんこ」の「こ」は接尾語になるのでしょうか。 この意味・用法などは辞書に何と書かれていますか。 「がちん こ」「ぱっくん ちょ」「どっこい しょ」なども同じ用法と思いますが、これら接尾語と思われる部分の辞書的説明がうまく検索できませんので、ご存知の方がいらっしゃればお願いします。
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No.3,5です。 今度こそ、よく見直したつもりだったのですが、No.5の方でも表記ミスがありましたので訂正いたします。―― 度重なる訂正、読み辛く誠に申し訳ございません。<(_ _)> 誤:◆【よいちょ】の“ちょ”についてのまとめ ◆ 正:◆【ぱっくんちょ】の“ちょ”についてのまとめ ◆ ***** また、No.5の最後に(ぱっくんちょ)の“ちょ”について、 >終助詞というよりは、感動詞(掛け声)の分類であり、幼児語でもあると思います。 と申しましたが、前回、ご指摘があった下記の参考リンクには、 【ちょ】http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%81%A1%E3%82%87&dtype=0&dname=0na&stype=0&index=12069300&pagenum=1 (接尾語“ちょ”は)《名詞や形容詞の語幹に付いて》と断り書きがありますが、次に挙げます参考リンク【形容詞】の2には、形容詞とは《 広く、物事の性質や状態を表す言葉。品詞論の「形容詞」に限らない》 【形容詞】http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?p=%E5%BD%A2%E5%AE%B9%E8%A9%9E&stype=0&dtype=0 とありますので、「ぱっくん」は状態を表す言葉であり、形容詞の語幹の働きもしていると捉えることが可能な様に思えます(ない・ます・言い切り…の活用形にあてはめれば、変化しない部分は「ぱっくん」となりますので)。 このことが引っ掛かっていたので、No.3では、 >ここには、「ぱっくん」の様な擬態語に付く例が載っていないのが残念ですが、「ぱっくんちょ」の“ちょ”も接尾語という解釈で良いと思います。 と参考意見を述べました。 上記のように考察した結果、接尾語「ちょ」の用法は、接尾語「こ」の用法に類する使い方が可能なのではないかと思えたからです。 でも、「ぱっくんちょ」の“ちょ”とは、厳密には何なのかと問われれば、やはり難しいですね。 極めて接尾語的に思えるのですけれど。 今回も力になれず申し訳ございません。
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- kine-ore
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これが関根栄一作詞「おつかいありさん」からの引用でしたら、この出だしは「あんまりいそいで こっつんこ」ですね。 蟻同士の鉢合わせですから「こっつんこ」と可愛く当たっただけでもその拍子に用を忘れてしまったのでしょう。 http://www.mahoroba.ne.jp/~gonbe007/hog/shouka/otsukaiarisan.html この場合の「~こ」は、「こっつん」する「こと」の転訛した接尾語のうち、同時に同じ動作をお互いに「こっつん」しあうことという「かわりばんこ」「とりかえっこ」などの例に当ると思われます。 この仕草に競争の要素が入れば「かけっこ」「にらめっこ」ですし、「こっつん」だけのオノマトペと見れば名詞「こ(子/児)」のうち、「物や道具の名につけて愛称の意を添える。また言いぐせ。」(「国語大辞典」小学館)とも、更にはその「こ」の接尾語ともみえますが、ここでは同じ動作をし合った漢語「兀/乞」由来の副詞「こつん」の変化形「こっつん」の名詞化との組み合わせと看做してはいかがでしょう。
お礼
ご回答ありがとうございます。 「ごっつんこ」じゃなくて「こっつんこ」だったんですね。 タイプミスじゃなくて完全に勘違いしてました。 「こ」が同じ動作をお互いにやりあうことを意味する場合もあるのですね。 「物や道具の名につけて愛称の意を添える」は「姪っこ」などの場合にも適用できそうですね。 『「こっつん」の名詞化』 という解釈も大変興味深く拝見いたしました。
No.3です。お礼をありがとうございました。 今回は参考意見です。 >「よいしょ」も「どっこいしょ」も感動詞の中の“掛け声”とあります。 と前回 書きましたが、そのときの参考リンクが上手く貼れていなかったので、お詫びいたします。 再度、こちらに貼り直しますので参照なさってください。 【感動詞(掛け声)】 http://www.weblio.jp/parts-of-speech/%E6%84%9F%E5%8B%95%E8%A9%9E%28%E6%8E%9B%E3%81%91%E5%A3%B0%29_1 >最後の参考リンクの左端の目次から、接辞や感動詞などカテゴリ別の具体例と解説の記載されたページに飛べますので、そちらも参考になさってください。 ↑こちらも私の手違いでした。<(_ _)> 今回、新たに貼り直しました【感動詞(掛け声)】の参考リンクを開くと、左端に目次がありますので、そこから接辞や感動詞などの品詞を扱った解説ページに飛べます。 確認不充分で申し訳ありませんでした。 ***** >>「ぱっくんちょ」の“ちょ”も接尾語という解釈で良いと思います。 >わたしもそう思ったのですが、「名詞や形容詞の語幹に付いて」という注釈がついていたので確信が持てませんでした。 同感です(反省)。予想はできても確定までは出来ないなと思います。 調べていくうちに、違う解釈も成り立つ様に思えまして。 後述いたしますが、これは、文法的に捉えると「あいこでしょ」や「ままごとしょ」の“しょ”と同じ様に解釈できるのではないかと思いました。 >「ぱっくんちょ」も幼児語なんですかね・・・。 日常会話として敢えて分類するのなら、仰るように幼児語になるんだと思います。 こういった質疑系のサイト、ネットで何処まで私見を述べて良いものか悩みますが、私自身の記憶を辿っても、私よりも数年先に生まれた夫に尋ねてみましても、「ぱっくんちょ」という言葉を初めて聞いたのは、チョコレートビスケット菓子の「パックンチョ」なんですよね。 そういった経緯から、個人的には「ぱっくんちょ」とは、元々は“国内の有名製菓会社が造った造語ではないかと思っております”。 【パックンチョ】http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%A7 文法的には「ぱっくんこ」で良いのだと思いますが、「ぱっくんちょ」にした方が響きが面白くて記憶に残り易く、斬新なので敢えてそうしたのかな?…などと考えています。 お菓子の「パックンチョ」が、「ぱっくんちょ」のルーツなら、この“ちょ”はチョコレートの“チョ”と掛けたものだとも思います。 幅広い世代から「ぱっくんちょ」という言葉が、幼児期から日常的に使われていたのか調査できれば、ハッキリしたことが解るのでしょうけれど。 話は飛びますが、まど・みちおさん作詞の『一年生になったら』は、ただ単に、 「100人で 食べたいな 富士山の上で おにぎりをパックン パックン パックンと」とあるだけで、「パックンチョ」ではないですよね。 【一年生になったら】http://www.mahoroba.ne.jp/~gonbe007/hog/shouka/ichinenseininattara.html (↑こちらは、クリックするといきなり音楽が流れますので、音量を絞ってください。) 身近にいる私の親の世代で70代以上の人なら、幼児に向かって「ぱっくんちょしなさい!」とは言わずに、「ぱっくんしなさい」または、「ぱっくんこなさい」と言うと思います。 夫は東日本、両親と祖母は西日本の人で、私は学童期の殆どを関東で過ごしましたが、友人知人を含め、「ぱっくんちょ」を日常会話に使う人を個人として知りません。 ***** >「よいちょ」は「よいしょ」の幼児語だろうと思われます のご指摘から思い浮かんだのですが、発音こそし難くなりますが、「ぱくんちょ」は「ぱっくんしょ」と捉え直した方が、意味の通りが良いのかなと。 この回答の中盤で、「ままごとしょ」や「じゃんけんしょ」について少し述べましたが、「ぱっくんちょ」を日常会話で解釈するなら、この“ちょ”は、「ままごとしょ」(大阪弁)や「あいこでしょ」の“しょ”にあたるのではないかなと思ったのです。 【あいこでしょ】http://www3.kcn.ne.jp/~jarry/jkou/ii106.html 【ままごとしょ】http://www.weblio.jp/content/%E3%81%97%E3%82%87 (「ままごとしょ」に関しては、参考リンクの“大阪弁:しょう、しょ”の項目をご覧下さい。 ページのかなり下の方ですが載っています。) 上記の解釈を採用すると、「ぱっくんちょ」の“ちょ”とは“しょ”の変形で、「~しよう」 「~しましょう」から転じたものと思われます。 <「よいちょ」に関しては、これとは別で、掛け声(感動詞)という捉え方であり、有名製菓会社の「パックンチョ」には、言葉遊び(チョコレートとの掛詞)だけではなく、「ぱくっと食べよう!」の意味があったのでは?と思います。> しかし、「じゃんけんしょ」の例もあるように、感動詞(掛け声)の分類とするのも妥当に思われます(個人的には、これ(じゃんけんしょ)も「じゃんけん“しよう”」から転じたものではないかと考えていますけれど)。 【じゃんけんしょ】http://www.weblio.jp/content/%E3%81%98%E3%82%83%E3%82%93%E3%81%91%E3%82%93%E3%81%97%E3%82%87 ◆【よいちょ】の“ちょ”についてのまとめ ◆ 仮説に終始して申し訳ないのですが、 ・「ぱっくんちょ」は、有名製菓会社の商品「パックンチョ」から生まれた造語ではないか(“チョ”はチョコレートとの掛詞)。 ・「ちょ」は「しょ」の幼児語で、「~しよう」 「~しましょう」から転じたもの。 ―― だと思います。 終助詞というよりは、感動詞(掛け声)の分類であり、幼児語でもあると思います。 (以上をもちまして、専門知識のある方の登場を待ちたいと思います。)
お礼
ご回答ありがとうございます。 >そのときの参考リンクが上手く貼れていなかったので : いえいえ大丈夫でしたよ。^^ とても詳しい説明になっていて参考になります。 >文法的には「ぱっくんこ」で良いのだと思いますが、「ぱっくんちょ」にした方が響きが面白くて記憶に残り易く、斬新なので敢えてそうしたのかな?…などと考えています : このように素直に考えるのが正解なのかもしれませんね。 使う局面を考えると、「~しましょう」の「しょ」とはおそらく違うような気がします。 いずれにせよ、「ちょ」にはたとえば幼児語化などの用法があると考えるとすっきりしますね。 「ぱっくん」という擬声語・擬態語が「ぱっくんこ」「ぱっくんちょ」とふたつの表現になる理由説明もわかりやすいです。 大辞泉には「ぺっちゃんこ」という例が挙げられていますが、「ぺっちゃんちょ」とはなりそうもないのは、言語学あるいは発声学上の問題になってくるのかもしれません。 おかげさまで結構煮詰まってきたような気がします。
- kogotokaubewe
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本題は他の方におまかせして、こういう場合の検索のしかた方について書いてみます。 Yahoo!辞書の場合を記します。 http://dic.yahoo.co.jp/ 1 検索語に こ を入力する。 2 検索語を入力したテキストボックスのすぐ右の「で始まる」と書かれたところの右端の▼をクリックし、「に一致する」を選ぶ。 3 国語辞書(大辞泉)の検索結果が3つ表示される。(類語辞書等の結果も続いて表示されている。) 4 3つの中に自分が調べたいものがない場合は、3つ目の検索結果の右下の「もっと見る」をクリックする。 5 検索結果が最初に3つ表示されたのも含めて10例表示されるので、該当するものがないか探す。 6 なければ、10個目の用例の下に、数字が1から並んでいる後の「次へ」をクリックして、次の10例の中に該当するものがないか探す。 7 なければ、6の作業を繰り返す。 「こ に一致する」の場合、該当するものが59例もあるので大変ですが、根気よく探してみて下さい。 でも、質問者さまの場合は文法知識がしっかりしていらっしゃるようで、「接尾語」と見当がついているので、そう大変ではないですね。 25例目に「こ【接尾】」というのがあります。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >根気よく探してみて下さい。 : はい、極力そのように努力いたします。^^
「ごっつんこ」と「がちんこ」、どちらの“こ”も接尾語という解釈で良いと思います。 特に、下記の参考リンクにある2の用法が、ご質問に挙げていらっしゃる例と一致すると思います。 ---------------------------------------------------------- こ[接尾] 2 擬声語・擬態語などに付いて、そのような状態である意を表す。 「ぺしゃん―」「どんぶり―」 (【こ】http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%81%93&dtype=0&dname=0na&stype=0&index=05873300&pagenum=31 『大辞泉』より抜粋) ---------------------------------------------------------------- 「ちょ」についても接尾語の用例が下記の参考リンクに載っています。 【ちょ】http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%81%A1%E3%82%87&dtype=0&dname=0na&stype=0&index=12069300&pagenum=1 ここには、「ぱっくん」の様な擬態語に付く例が載っていないのが残念ですが、「ぱっくんちょ」の“ちょ”も接尾語という解釈で良いと思います。 しかし、「よいしょ」 は名詞または感動詞、「どっこいしょ」は感動詞と下記には解説がありました。 【よいしょ】http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?p=%E3%82%88%E3%81%84%E3%81%97%E3%82%87&stype=0&dtype=0 【どっこいしょ】http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?p=%E3%81%A9%E3%81%A3%E3%81%93%E3%81%84%E3%81%97%E3%82%87&stype=0&dtype=0 (なお、蛇足ですが、「よいしょ」も「どっこいしょ」も感動詞の中の“掛け声”とあります。 http://www.weblio.jp/parts-of-speech/%E6%84%9F%E5%8B%95%E8%A9%9E%28%E6%8E%9B%E3%81%91%E5%A3%B0%29_1) ↓こちらには、接尾語・接頭語、それぞれの「しょ」について載っていますが、接尾語に至っては「所」しか見つからず、ご例示なさっているものとは結び付きませんでした。 http://www.weblio.jp/content/%E3%81%97%E3%82%87 最後の参考リンクの左端の目次から、接辞や感動詞などカテゴリ別の具体例と解説の記載されたページに飛べますので、そちらも参考になさってください。 (リンクに頼った解説で申し訳ありません。)
お礼
ご回答ありがとうございます。 >擬声語・擬態語などに付いて、そのような状態である意を表す。 : という説明がちゃんとあったんですね。 探せませんでした。 >「ぱっくんちょ」の“ちょ”も接尾語という解釈で良いと思います。 : わたしもそう思ったのですが、「名詞や形容詞の語幹に付いて」という注釈がついていたので確信が持てませんでした。 「よいちょ」は「よいしょ」の幼児語だろうと思われますが、辞書には載っていませんね。 「ぱっくんちょ」も幼児語なんですかね・・・。 >接尾語に至っては「所」しか見つからず、 : なるほど。 よいしょ や どっこいしょ は感動詞の掛け声という別の括りで考えるべきでしたか。 >カテゴリ別の具体例と解説の記載されたページ : とも合わせて大変参考になりました。
「こ」の記述の例です。 Yahoo!辞書 大辞林(三省堂) http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%81%93&dtype=0&dname=0ss&stype=0&index=106260500000&pagenum=31 goo辞書 デジタル大辞泉(小学館) http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/71117/m2u/%E3%81%93/
お礼
ご回答ありがとうございました。 同じ辞書を検索したのですが、最初のほうの「こ」で出てこなかったのですぐに諦めていました。 ちゃんとあったんですね。 大変参考になりました。
- cxe28284
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あけましておめでとうございます。 「ごっつん」は「ごつん」の促音便で、「こ」は接尾辞と辞書には出ていました。 他にどんぶらこ、ぺちゃんこなど状態を表す用法です。 どっこいしょは「どっこいーしょ」とでます。感嘆詞 「しょ」だけでは該当するものはありませんでした。 広辞苑 国語辞典「角川」 あまりお役にたてませんでした。
お礼
どうも あけましておめでとうございます。 状態を表す接尾辞であることを辞書で確認していただき、大変助かりました。 それにしても歌詞の出だしが あんまり 急いで ごっつんこ だとは気づきませんでした。 長い間、 ありさんと ありさんが ごっつんこ から始まるような気がしていたんです。
補足
ご回答ありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >接尾語「ちょ」の用法は、接尾語「こ」の用法に類する使い方が可能なのではないか : 「擬声語・擬態語などに付いて、そのような状態である意を表す」 のような辞書説明に準じれば、一種の強調用法と言ってもよいのかもしれませんね。 >品詞論の「形容詞」に限らない : という辞書説明も参考になりました。 「形容詞」という言葉自体が、 「保守的というのが彼らに冠せられる形容詞だ」などのように、何かを形容する意図で使われる場合があり、必ずしも「美しい」「寂しい」といった文法的解釈を表す場合にのみ使われる言葉ではない、ということなのでしょうか。 >でも、「ぱっくんちょ」の“ちょ”とは、厳密には何なのかと問われれば、やはり難しいですね。 : 論点を絞っていただきありがとうございます。 「ちゃ・ちゅ・ちょ系列は幼児語」という公式見解でも見つかると面白いのですが・・・。