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弁護士の将来

自分は検事か弁護士を目指している者ですが、司法改革によって弁護士が大幅に増えることによって収入が大幅に減りやっていくことが困難になるのではないかと心配しています。 自分が聞いた話では規制緩和によって弁護士の仕事が増え町医者みたいな感じでもっと身近な存在になり仕事も増えると聞いたのですが某大手掲示板なんかを見てみると弁護士だけでは食ってはいけないなどといった意見があります 検事が第一志望ですがそうなれば当然競争も激しくなりますしどちらにしろ目指すにはリスク大きすぎます。 まだ進路を変えられる段階なので参考程度にしたいと思いますのでどうぞよろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • kame1417
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回答No.3

少し厳しいと受け止められるかも知れませんが参考までにお読みください。 先に結論を書くと「不安ならやめましょう」ということです。 まず、最初に理解しないといけないのは弁護士であれ会社員であれ「仕事は人につく」ということです。弁護士という難関資格であれば、弁護士という「資格」に人が付くことは少しはあるでしょうが結局はその「人」次第です。 先の回答にも書かれているとおり、弁護士の中にも営業が下手だったり仕事をこなすのが下手だったりすると、結局弁護士も自営業ですからラーメン屋や八百屋等と一緒で、商売下手なお店は儲かりません。 私の経験から言えば、基本的に弁護士資格を有する人は頭も切れて仕事もできる人が多いですが、逆に青春時代を「勉強、勉強」で人との触れ合いのないまま社会に出てしまったため、社会人としての一般常識や礼儀を持ち合わせていない人も若干はいます。 逆に、営業が上手だったり、きちんとした仕事で口コミで評判が広がるなどすれば、儲かるお店になります。 私の知り合いに多分弁護士さん以上に儲かっていると思われる司法書士の先生がいますが、やはり人柄も良く、仕事もてきぱきしていて信用もある人です。逆に「うーん、この人大丈夫かなあ」と思うような先生もいるし、実際にやっていけない事務所もあるようです。 司法制度改革で法曹人口が増えるのは事実ですが、現実に日本は弁護士の数がまだ足りないそうですし、弁護士の存在しない弁護士過疎地域もあります。また、日本の訴訟数も年々増加の一途を辿っています。 某大手掲示板で「弁護士だけでは食っていけない」という意見があったとのことですが、厳しい言い方をすると、そういう意見を言う人は何の資格を取得しても何の仕事をしてもうまくいかない人なのです。 法曹人口が増えることで、国民が法律家にこれまで以上に注目し、これまで泣き寝入りしてきた事件も法律家に依頼する可能性が高くなると考え、その中で自分がいかに社会の役に立っていくかを考えればよいのです。 従って、質問者さんが色んな意見を参考に聞くなかで、それでも弁護士や検察官になりたいと思えば是非目指すべきですし、ちょっと不安だなあと思えば無駄に勉強してお金と時間を浪費する前に今の段階できっぱりあきらめるのもひとつの手です。 ただ、現実として少なくとも言えることは「弁護士」という資格は数ある資格のなかでもビジネスとして成り立つ可能性は高い方ですし、難関資格を取得している限り、仮に自分の営業が下手で事務所が潰れてしまったとしても、企業内弁護士等で人に雇ってもらい食っていける道は少なくはないということです。この場合もちろん「人柄」も重視されますが、やはり「弁護士」という印籠の威力は強いのが事実です。 最後に、もし弁護士等を目指されるのであれば一番大事なのは「弁護士(検察官)を目指す明確な動機」を持つことです。長期にわたる勉強期間中にはお金も時間もかかるし、大変な努力も必要です。そんな中で当初の「明確な動機」を持ち続けることができれば、難関試験の突破という可能性も高くなるのだと思います。 もし、現段階で「明確な動機」がなければ、まだ時期尚早か別の道を検討されるのもひとつの手であることを付け加えておきます。 それではがんばってくださいね。

SL0300306
質問者

お礼

的確なアドバイスありがとうございました。自分の適正と動機をしっかり見つめなおしたいと思います。

その他の回答 (3)

  • Nyx
  • ベストアンサー率58% (20/34)
回答No.4

私は法律知りません。 でも、信頼できるロースクールで教授をしている弁護士の 知り合いがいます。そのときお話を伺いました。 ロースクール自体は並の頭脳では入れません。 司法改革しても実際に簡単に合格してしまうわけではないので 厳しいらしいです。 ロースクール自体が、入学できれば司法試験に合格しやすい。 でも現実は違った。ということから厳しくなっているみたいですよ。 また司法試験に合格し、事務所を開けば病院のように自然に 客がよってくる。というものでもないので難しいらしいですよ。 特にこれからは。 こんな言い方は変かもしれませんが、これからは営業的センスも ないと駄目みたいです。 リスクについて当然どんなものにもあると思いますよ。 医者だって医科大学に合格しても医師国家試験に合格しなければ駄目ですし。 さらに実績も積まなくてはなりません。医療ミスで失敗したらおしまいですし。

SL0300306
質問者

お礼

ロースクールができたからといってもやはり茨の道には変わりないんですね。ちょっと安易に考えていた部分がありました。回答ありがとうございました。

noname#10925
noname#10925
回答No.2

単に弁護士資格を持っているだけで人生が保障されるような世の中ではなくなったということだけだと思いますよ。 実力がある人は、サラリーマンでも弁護士でも生き残ります。 法律が好きで法律を扱う適性のある人は、弁護士になるのを止めろという理由がありません。 たいして法律や弁護士業務が好きでもなく、その適性もないのなら、これまで以上に早く見極めをつけたらよいということだけだと思います。

SL0300306
質問者

お礼

どんな世界でもそうですよね。もっと自分と相談してみます。回答ありがとうございました。

  • apple-man
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回答No.1

 今現在も食べて行かれない弁護士さんは 沢山います。    知り合いの弁護士さんからよく話を 聞くのですが、特にバブル崩壊後、 借りている事務所の家賃を払えず、 追い出され、知り合いの弁護士 事務所にご厄介になる人や、 生活に困って、弁護士から裁判官に なる人もいるそうです。 裁判官なら給料は保証されますから。 >検事が第一志望ですが  検事は比較的人気が低いようです。 司法修習中に検事にならないかと 誘われる人は多いようです。 >弁護士が大幅に増えることによって収入が大幅に減り  弁護士の人数だけでなく、かつては弁護士しか できなかった訴訟の代理人も限定的に司法書士や 弁理士ができるようになり、小額訴訟で 弁護士なしで裁判が起こせるケースも出て きました。  日本で働く外国人弁護士の活動も 広く認められるようになり、 アメリカ人のボス弁の下で複数の 日本人弁護士が働いているということも 珍しくありません。  法化大学院も、当初入学した人の80%以上が 国家試験に合格する仕組みだと言われていたものが、 この10月に法務省が発表したところだと、 20~30%程度の合格率とのこと。  あと、ちゃんと確認していないのですが、 新制度のもとでは、法化大学院を出ないと 弁護士や裁判官になる道はなくなると いうことだったのですが、今までより 受験科目を多くした、直接受験できる 新司法試験ができるそうで、その試験制度の 傾向が見えてくると、そちらでの合格者も増え、 法化大学院卒の人の国家試験合格者は、 卒業生の10%程度になるだろうと言われています。  きつい事ばかり書いたかもしれませんが、 だからあきらめろという事ではありません。    世の中、本当に困っている人が救われない 現実があるのは確かで、法も完全ではないにしろ、 文字通り正義を実現する1つの方法には 変わりなく、やりがいのある仕事だと思います。    

SL0300306
質問者

お礼

今でも食べていけない弁護士はいるんですね。やはりただ弁護士になればいいというような安易な考えで目指す物ではない思いました。回答ありがとうございました

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