私は生来の世話好きなものですから、余計なお世話とは思いながら書き込み致します。
ご質問に対する回答となり得るような書籍は、法経書コーナーや資格取得関連コーナーが設けてあるような、少し大きめの書店に行けば多数出回っております。
私は、3人の弁護士の方(いずれも第二東京弁護士会所属)を知っておりますが、なかなか経営状況についてなどは教えてはもらえません。
どうも、顧客の側から見て「自分達の支払ったお金で儲けやがって」と思われても差し障りがあると考えておられるのかもしれませんし、儲かっていないと思われるのも、プライドが許さないのかもしれません。
また、事務所によって仕事の仕方や経営方針、雰囲気、それぞれの専門をどうするかなど、まちまちのようで、一般的には3~4年で独立可能と言われているようですが、実際にはどのような事務所でどのような経験を積むことができたかなどによって大分変わってくるようで、場合によっては一生かかっても独立に必要なスキルを身につける事ができそうもないような事務所もあるようで、一概にどうとは言えないようです。
ただ、イソ弁の時は、要はその事務所に就職している状態なわけで、給料制ですから、食べていけないことはないはずです。
合格した後、1年半の司法修習期間がありますが、この期間は、国から給料が支給されます。現在、月額30万円くらいだったと思います。
司法試験受験用月刊誌『アーティクル』『ハイ・ローヤー』等に時折、事務所経営に関する特集記事がのっていたりします。それらも参考になされてはいかがでしょう?
それから、これはあまり知られていないことですが、司法試験に短期間の勉強で合格した人に共通する特徴は、読書速度が異常に速いことが言えそうです。
私が知っている先生方も、法律の専門書を、少なくとも1分間に2000~3000文字程度以上の速度では読めているようですが、数年前に合格したある受験勉強期間2年の方ですと、例えば民法の基本書として現在定番とも言える、内田實先生の3分冊の『民法』(1冊あたり500頁前後あります)ならば、1日で1冊を読むことができたそうです。
そういう人ならば、2年程度の勉強で司法試験に合格できるようです。
何にせよ、目標を持って努力することは良いことだと思います。
ご自分にできそうだとお思いならば、大いにチャレンジするべきだと思います。
たった一度の人生ですからね。悔いを残さないように頑張って下さい。
お礼
ご回答ありがとうございました。 確かにchuraさんのおっしゃる通りです。 ただ私も社会人ですので、とりあえず受けてみようくらいの気持ちで会社を辞め、司法試験にチャレンジすることはできません。 死ぬ気で勉強すればこんな私でも受かると信じています。 問題はその後だと思っています。 ですから勉強を始める前にぜひ現役弁護士さんのお話をうかがっておきたいのです。私には後がないですから。 churaさんありがとうございました。