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ピジン&クレオール
ピジンとクレオールの共通点教えていただけませんか?お願いします。
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ピジンといえば ピジンイングリッシュが代表で、英語をベースにマレー語や中国語が混じったものですね。 一方、クレオールの代表はタヒチのクレオールですね。私はどちらも混成語で英語ベースがピジンで、フランス語ベースがクレオールだと思っていましたが、どうやら少し違うようです。
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- tennnou
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こんにちわ(/は)。 "共通点"は、自国の言語以外の言葉が、その必要性から自国に取り込まれてしまった言語のことです。 簡潔に言うと、外国語が取り込まれた後に自国の言語の中に混じっているだけの状況がピジン、通用語といいます。それが発展して文法や生活習慣まで取り込まれてしまって共通・共用語になってしまったのがクレオールと言います。 カリブ海地域や米国ルイジアナ州を代表するフランス語、亜細亜・太平洋・アフリカ地域を代表する英語、パプアヌーギニアを代表するのドイツ語、シンガポールを代表するマレー語、マカオのポルトガル語、フィリッピンのスペイン語などなど数百・数千と無数に存在します。 極論すると日本語に取り込まれた英語も現状では「ピジン」と同じカテゴリーです。やがて日本語と日本文化に定着して「クレオール化」する可能性も存在します。したがってピジンとクレオールを研究するには文化人類学の観点から入っていくとより理解が早まると考えられています。 蛇足;カリブ海地域の白人と黒人の混血をクレオールと言うことも有りますね。 以下のURLに詳しく出ています。ご参考にされてください(^^♪。 *日本語のクレオール http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=693712 *Pidgin English http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=768601
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助かりました、どうもありがとうございました!!!
- 7stones
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「ピジン」は、複数の言語の単語や文法が混在した言語一般をさすのに用いられます。 「クレオール」という用語は、それが定着して、特定の人の母語(第一言語)になっている、そういう言語の総称として用いられることがあります。「ピジン」が、ある場合には「クレオール化」するわけです。 「ピジン」の段階では、不完全な言語で、複雑な意味を表現しきれない場合もあります。しかし、「クレオール化」すると、それを母語とする人間がいるわけですから、その母語話者はそのクレオール言語でどんな意味でも伝えることができるようになります。
お礼
共通点を知りたかったです。相違点を教えていただき、ありがとうございました。
- shangyan
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社会言語学で、言語接触の問題について語る時に使われる用語です。 ピジン言語は、複数の言語の人間が交渉するとき、一時的なコミュニケーションの手段として生まれる言語です。商売などに用途が限られているので、語彙も少なく音声や文法も単純です。 そのピジン言語を母語とする人間が生まれ、語彙が増え、発音が複雑になり、文法が体系化され、日常言語として使用されるようになったものがクレオールです。
お礼
共通点を知りたかったです。相違点を教えてくれて、ありがとうございました。
ピジンは相互に言葉の通じない人々が通商用語として 生み出した複数の言語が混合して出来上がった言葉です。世界各地にいろいろなピジンがありますが主流は英国の植民地で使われた混成語だといわれます。語源ははっきりしていないようですがbusiness englishの中国系の発音という説もあります。 クレオールは新大陸で白人と黒人の間に生まれた子供を指していた(ブラジル)のが新大陸全体で使われるようになるとともに、白人とインディオの子供も指すようになり、更に新大陸生まれの白人も指すようになった言葉です。さらにそのような人々の文化を指す形容詞となり クリオール、クリオーレ、クリオージョなどと呼ばれます。言語としてのクレオールはピジンと同じような混成語がやがて国語(方言)として定着したものです。 英語とアフリカ系の言葉、ポルトガル語とインディオや黒人の言葉、スペイン語とインディオの言葉、フランス語と黒人・インディオの言葉から生まれたクリオーレが よく知られています。
お礼
詳しく説明してくれて、どうもありがとうございいます!相違点がいろいろありますが、共通点はピジンもクレオールも混成語ということですね。
お礼
簡単で、分かりやすく説明していただき、ありがとうございました!