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貴族院について

日本の帝国議会における貴族院は、実際にはどのような機能をしていたのでしょうか?お教え下さい。

みんなの回答

  • sgi1962
  • ベストアンサー率12% (46/367)
回答No.2

ちなみに・・・ 今、衆院選のみを「総選挙」というのは 貴族院は民選でなかったから旧国是のもとでの 唯一の民選議会は衆議院だけだったので、選挙といえば 衆院選だったわけで、、その名残です。 また、今「代議士」と呼ばれる人も衆院議員のみで これも唯一の民選議会は衆議院だけだったからです。 余談です・・。

febhoney
質問者

お礼

ありがとうございます。今から思うと、ずいぶんと不公平だったのですね。やっぱり、現在では選挙権をきちんと行使しなくては、申し訳ないような気がします。

  • relaxador
  • ベストアンサー率42% (91/214)
回答No.1

こんにちは。 貴族院は一般的な上院などとは違い、貴族階級の子弟が入る場でした。そして民間に開放されていた衆議院と同等の権限があったため、衆議院(国民の意向)が著しく制限されることになったのでしょう。 どのような人がその議員になったのかは平凡社の百科事典によるとこんな感じです。 「貴族院 きぞくいん 1890‐1947年大日本帝国憲法下で衆議院とともに立法府を構成した機関。国民代表的性格をほとんどもたない点で,一般の〈上院〉や戦後の参議院とは根本的に異なる機関である。その構成は,成年に達した皇族男子と30歳以上の公・侯爵の全員,30歳以上の伯・子・男爵の各5分の1(互選),〈国家ニ勲労アリ又ハ学識アル者〉から天皇が任命する勅選議員(30歳以上),および各府県の多額納税者の上位15人から1人を互選する多額納税議員からなり,公・侯・伯・子・男の有爵議員が議員の半数以上を占める定めとなっていた。このうち,皇族と公・侯爵議員は世襲,伯・子・男爵と多額納税議員は7年ごとの互選,勅選議員は終身であった。第1議会に臨んだ各種議員の数は,皇族10,公爵10,侯爵21,伯爵14(定員15),子爵70,男爵20,勅選61,多額45,合計251であった。 ……以下略」 執筆:坂野 潤治 出典:平凡社 世界大百科事典第二版 この百科事典でもこの項目には2500字ほど載せていますので、もう少し詳しくお知りになりたければ見てみるといいかもしれません。 当時の歴史のことは以下のサイトで見てください。 ご参考まで。

参考URL:
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Gaien/1794/taisyoudemocrasy.htm
febhoney
質問者

お礼

早速、ご回答頂きありがとうございました。学校の授業のとき、「帝国議会には貴族院と衆議院がある。今の参議院と衆議院みたいにね」と言われ、なんとなく解っていたつもりでした。おかげですっきりしました。ありがとうございます。

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