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頭の中は暗いのか明るいのか
暗い部屋の中でもものは考えられます。頭蓋骨の中は真暗なのでしょうが,もし頭蓋骨に孔を開けてそこから強い光を入れたら真っ白になって何も考えられないでしょうか.変な質問で済みませんが教えてください.
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目に入った情報は、電気的な信号に変換して、神経という銅線で、見た情報を脳に送ります。その電気的な刺激は、脳の後ろ側にある視覚野というところに送られ、脳が明るいと感じます。 つまり、電気的刺激が脳に送られることで、見ることができます。そのため、頭蓋骨に脳を開けて、光を当てただけでは、見えません。しかし、脳の後ろ側にある視覚野に電気刺激をあたえると、光などを見ることができます。これは、サルの実験などで現在行われています。 視覚野の電気刺激では、光を見ることができますが、それが何か考える時は、脳のほかの部分がやってくれます。脳には、いろいろと機能が分かれていて、話すときの脳は、言語野、会話を聞くときの脳は聴覚野、体を動かすときには運動野と、脳の前、後ろ、真ん中、上などで、働きが違います。運動野を電気刺激をすれば、自分の意思とは関係なく、体が動き出します。
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- neuro
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可視光線を感受できる細胞は眼の中の網膜にあります。それ以外の細胞は光が当たってもそれを光として感知することができないのです。脳に直接光を当てても恐らく真っ暗でしょう。ただ、後頭部に強い衝撃などを加えると、脳の視覚領域の神経細胞が刺激を受け、一瞬真っ白になることがあります。でもこれは光刺激を受けたからではありません。 鼻以外で臭いを嗅げるか?皮膚に砂糖を擦り込んで甘みを感じるか?とか考えるといいかもしれません。 ものを考えたり、映像を想像したりするのは、過去の記憶をたどって、それを変換しているからです。
お礼
明快簡潔にご説明いただき誠にありがとうございます.意識がなくなるときに目の前が真っ暗になったりするので錯覚していました.
お礼
詳しくご説明していただきありがとうございました.もう少し自分で勉強してみたいと思います.