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固定資産の廃却って

素人でよく分からないので、教えてください。 固定資産の古い在庫や機械について廃却をし、 損を計上しようとしています。 しかし、何故そんな事が必要なのか良く分かりません。 古い在庫や機械を捨てて、わざわざ損を出す必要が あるのでしょうか?別にそのまま捨てずに持っていても良いのでは?と思うのですが。。。

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  • jyamamoto
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回答No.1

「損益計算書」だけを意識しているとそういう考え方になるかもしれませんが、「損益計算書」と並んで重要な財務諸表に「貸借対照表」があります。 「貸借対照表」では、その企業の「蓄積」を評価します。すなわちいくらの「もとで」(資本と負債)をかけていくらの「財産」(資産)を蓄積しているかを示します。 そこで、「資産」の中に価値がなくなったものが含まれていると、見えがかり上、実態より多く財産を持っているように処理されてしまいます。 そうなると適正な会計処理から外れてしまうので、価値がなくなった「資産」は決算時に除却処分して、「貸借対照表」を適正にし、同時に「損益計算書」でその期間の損失として計上する決まりとなっています。

77777OPEK
質問者

お礼

ありがとうございました。 勉強になりました。資産価値がなくなったものを、そのまま持ち続けていて適正に処理せず、先送りしてきたのが、銀行の不良債権っていうことでしょうか?

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その他の回答 (1)

noname#173609
noname#173609
回答No.2

こんにちは。 簡単に言うと、節税のためと言えます。 企業の利益というのは、特に製造業に言えることですが、現金が金庫の中に貯まるというより、 商品や機械に形を変えて眠っていることが多いものです。 すると、使わない機械や在庫にも、一定の法人税がかかることになります。 このため企業は、利益を出していることが前提ですが、 使わなくなった在庫や機械を処分することで「評価損」を出し、見かけの利益を圧縮するわけです。 在庫であれば、例え廃棄しなくても「1円評価」をすることでほぼ同じ効果がありますので、 単純にスペースの問題といって良いのですが、 機械などは償却が終わってもかなりの価値が残りますから、廃棄してしまう必要も出てきますね。 「会社を筋肉質にする」などと言われるのは、このような「利益を生まない資産」を整理して、 資産効率を高める事を指し、上場企業の場合、株価対策の意味合いもあります。

77777OPEK
質問者

お礼

ありがとうございます。なるほど、勉強になりました。「会社を筋肉質にする」ですか。。。確かそんな事を耳にした事があります。もし宜しければ、詳しく教えていただけませんか?

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